トンボ鉛筆は、2019年が「モノ消しゴム」発売にはじまる青白黒の「モノカラー」が誕生して50周年にあたることから、モノ消しゴムの歩みを復刻した「モノカラー誕生50周年記念セット」を、2019年7月5日から限定発売する。価格は税抜600円。

同限定セットは、1969年発売の初代モノ消しゴムから2000年までの4世代のスリーブを復刻した消しゴム4個に、現行品とほぼ同じ製品1個を加えた消しゴム5個、さらには周年記念「モノピンバッチ」（下写真）1個をセットして、化粧箱入りのギフト仕様に仕上げた。なおピンバッチは、同社が100周年を迎えた2013年にリニューアルした現在の第5世代の消しゴム意匠を採用している。


モノ消しゴムは第1世代（初代）から現在の第5世代までの50年間、全世代にわたって青、白、黒のモノカラーを統一的に採用してきた。第1世代に限り青色は明るく以降の世代とやや異なるが、第2世代以降はカラーがほぼ統一され、それぞれの時代に採用していたMONOロゴタイプとコーポレートマークおよびコーポレートロゴタイプが変遷している。2017年3月には、特許庁第1号の「色彩のみからなる商標」として登録された。