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【ニュース】三菱鉛筆が恒例の「第12回 鉛筆けずり入社式」

三菱鉛筆では、恒例となっているユニークな入社式「第12回鉛筆けずり入社式」を、2019年4月1日午前11時から実施。新入社員27人が小刀での鉛筆削りに挑戦した。

この鉛筆けずり入社式は、同社のロングセラー鉛筆「ユニ」が50周年を迎えた2008年からスタート。新入社員が今後深く関わっていく筆記具に、より愛着を持つとともに、初心を手書きするという恒例行事となっている。

2.jpg当日は、まず数原滋彦副社長が鉛筆けずり入社式の趣旨について説明し、「本社が新しくなって初めて行う入社式なので、今までとは一味違う入社式だと思います。ここで鉛筆を削っていくことが、これから社会人となって一歩、一歩仕事を進めていくことに繋がっていくと思います」とあいさつしたあと、新入社員が鉛筆削りに挑戦。先輩社員や報道陣が見つめる中、「2019.4.1 Welcome to Mitsubishi Pencil」と名入れされた鉛筆を小刀を使って削り始めた。

3.jpg刃物を使っての鉛筆削りの未経験者は、27人中およそ10人。「今日初めて削ります」という人たちは緊張しながら小刀を動かしていた。また、「小学生以来久しぶりに削る」という人も多いようで、中には「事前に練習してきました」という人も。さらに、「趣味で絵を描いているので、よく鉛筆を削っていましたが、普段はカッターを使っているので、思った以上によく切れる小刀にちょっと戸惑っています」と言いながらも手慣れたように鉛筆を削っていた人や、「子どもの頃からずっと刃物で削っています」という鉛筆削りのベテランもいた。

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途中、先輩社員が手本を示しながら、削り方のコツを伝授。そして鉛筆を削り終わったら、その削った鉛筆で、入社の抱負を書き初め。また、5年前の新入社員が「入社5年後の自分へ」書いた手紙の返却式を行い、先輩社員として新人たちにメッセージを送った。

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入社式を祝うかのように本社前の桜もきれいに咲いていた

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