1921年創業のサクラクレパスは、創業100周年記念事業の一環として、大阪工場(所在地：東大阪市加納)内に研究部門・技術開発部門・生産事務部門ならびに厚生施設を一堂に集約した新本部棟の建設を計画しており、2019年3月から工事を開始する。なお、新本部棟の完成および稼働は2020年8月を予定している。

今回、建設予定の新本部棟は「“新しい”が生まれるパレット」というコンセプトのもと、研究部門・技術開発部門・生産事務部門を一つの建物の中に集約し、各部門が共に仕事をすることで、社員同士がお互いのコミュニケーションを高め、より仕事の質を高めていくことを目的としている。

コンセプトにある“パレット”上で色が交わると、さまざまな色が生まれるように、この新本部棟でも社員同士のコミュニケーションの場が増えることで、多様な個性や知恵が交わり、新しい力(発見)を生み出すフィールドにしていきたいと考えているという。

サクラクレパス新本部棟の計画概要
■計画地： 東大阪市加納7丁目18番47号
■建物用途： 研究所、事務所、厚生施設
■敷地面積： 49,414.06㎡
■建築面積： 約2,600㎡
■延べ床面積： 約6,400㎡
■構造・規模： 地上3階建て
■付属建物： 駐輪場、通路上屋