活版の魅力を体感できる活版印刷の祭典「活版TOKYO 2019」（主催：活版TOKYO運営事務局）が、2019年8月30日（金）に開幕した。9月1日（日）までの3日間、東京の神田神保町の神保町三井ビルディング 1Fエントランスとテラススクエア 1F、2Fで開催されている。入場無料。

活版TOKYOは、その技術に再び光を当て、活版印刷の魅力を様々な世代の人達に知って欲しいという思いから、製版屋やデザイナーなどからなる運営委員が中心となり、2015年から開催しているイベントで、今回で5回目。

会場には、総勢48組（日によって異なる）の作家や工房によるマーケットが出展し、活版印刷された紙モノを購入できるほか、活版印刷が体験できるワークショップなども実施され、活版好き、紙好きな人々で賑わっている。





運営事務局主催による手動式の平圧印刷機（テキン体験）を使ったワークショップは無料で体験可能。イベント特製の清涼うちわに活版TOKYOのロゴを活版印刷して帰ることができることから、大人気となっていた。


このほか有料となるが、9月1日にはトークショー「溝活版の流儀ー素人活版の55年ー」も行う。



■「活版TOKYO 2019」開催概要
タイトル：「活版TOKYO 2019」https://kappan.tokyo/
日程：2019年8月30日(金)、31日(土)、9月1日(日)、雨天決行
時間：30日(金)12:00~19:00、31日(土)・9月1日(日)11:00~17:00
会場：神保町三井ビルディング1階エントランス／千代田区神田神保町1-105、テラススクエア1階、2階／千代田区神田錦町3-22
料金：入場無料
主催：活版TOKYO運営事務局、後援：千代田区／千代田区商工業連合会
協賛：平岡／平和紙業／竹尾／フォントワークス
協力：美篶堂／研究社印刷／東日本活版研究所
　　　（※順不同、敬称略）