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【コレ注目!】「ジェットストリーム」の全ボール径を編集部員が書き比べてみた

文具のとびら編集部

こうして文具に関するお仕事をしていると、気になる新製品があるとつい購入したり、ありがたいことにいただいたりする機会が多く、いつの間にか同じシリーズの文具を複数持ちしていることもしばしば。

中でも、特に多く持つようになったのは、三菱鉛筆の「ジェットストリーム」。そう、言わずと知れた油性ボールペンの名品です。
なぜか自宅には、10本以上のジェットストリームがあり、単色、多色、多機能…と種類もさまざま。見ていてふと気になったのは、ボール径についてです。


2019年に、油性ボールペンで初となる(メーカー調べ)世界最小0.28㎜が発表されたのは、文具ファンにとって記憶に新しいでしょう。ジェットストリームでは、0.28/0.38/0.5/0.7/1.0と、5種類ものボール径を展開しています(2023年5月時点)。

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ボール径集合.jpg
上から1.0*/0.7/0.5*/0.38*/0.28mm(*は単色用替芯)


私が日常生活で一番多く使っているのは0.5㎜ですが、自宅にはなんと上記の全ボール径がそろっていました。
普段はなんとなく「0.7㎜は太め、0.38㎜は細め」と意識はしているのですが、よく考えたらそれぞれどんな風に書き心地が違うのだろうか……と素朴な疑問が生まれてきました。ということで、全ボール径を試してみることに!

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描線.jpg一番太い1.0㎜から、0.28㎜まで順番に書いていきました。
1.0㎜と0.7㎜までは「ぬるぬる感」。「お!」と思ったのは0.5㎜を書いたとき。それまでなかった「カリカリ感」がありました。0.38㎜、0.28㎜にかけて「カリカリ感」が強くなっていくのですが、それでも「なめらかさ」を感じられるのがジェットストリームの愛される理由なのかなと思います。まさにキャッチコピーのとおり「クセになる」書き心地です。

差.jpg1.0㎜と0.28㎜を書き比べるとその差は一目瞭然。1.0㎜の強さと、0.28㎜の繊細な描線それぞれの良さがでています。

でも、やはり太めのボール径で小さな文字は書きづらいし、細めのボール径で大きな文字を書いても読みづらいので、書きたい文字や目的に合わせて使うのが良いなと改めて感じました。あて名書きは1.0㎜、手帳は0.28㎜、社内で渡す付箋は0.5㎜…といった風に。

ちなみに今回使用したノートは、kleidの「Tiny grid notes B6」。高級筆記専用紙「OKフールス紙」を使用していて書きやすく、2㎜グリッドの罫線が自由な書き方にも秩序ある書き方にもフィットしてくれました。

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