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【コノ店注目!】昔の文具店のようなワクワク感を味わえる「ぷちぷれ-NUNA-」

文具のとびら編集部

まるで絵本にでてきそうな見た目の「ぷちぷれ-NUNA-」は、JR常磐線・南柏駅からバスで10分ほどの立地。2021年6月にオープンし、そのこぢんまりとした店内には、紙ものやマスキングテープなど約2000点がそろいます。
お店に立っているのは、小早志章子さんと長島敬子さんの仲良し姉妹。

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小早志さん(写真右)と長島さん

2015年頃からネットショップで文具を販売していた小早志さんと長島さん。しばらくネットショップの事務所として自宅の一室を使っていたところ、保管していた在庫が多くなったことから「お店にしちゃおう」と2人で思い切り、実店舗をオープンすることにしたのだそう。

そうしてオープンした店内に並ぶのは、主に「レトロ」や「スイーツ」がモチーフのデザインをはじめとした、紙ものや雑貨類。マスキングテープやレターなどが、白を基調とした店内を彩っています。

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「私が小学生の頃、地元に昔ながらの文具屋さんがあって。そこで友達の誕生日プレゼントを買っていたことが今でも印象に残っているんです」。懐かしそうにそう話す小早志さんのこだわりは、店内のいたるところにあらわれていました。

棚の一角には、銀のアルミトレーに入ったたくさんのシール。
「180枚入りのシールを、2~3枚ずつに分けて販売しています。180枚入りの数百円のシールは小学生ではあまり買えないけど、小分けにして10~20円なら手にやすいと思って」。

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棚の横には、小さなトングもありました。このトングで、銀のトレーの中のシールを取るそう。まるで昔ながらの駄菓子屋さんでお菓子を取るような、なつかしい感覚になります。

こちらは4種類のマスキングテープが30cmずつにカットされた「カットマステ」。“ちょっとだけ” を数種類も試せるのはうれしいものです。

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もともとは小学生向けに用意したそうですが「1巻全部は使いきれないけど、これなら使いきれる」と、大人にも人気なのだそう!


さらには「掘り出し物」と書かれたひきだしも、好奇心を掻き立てます。
開けると、20円や30円といった値札が貼られたメモやシールなどが。

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小早志さんによると、さまざまな理由があって正規の価格では販売できないものを、この「掘り出し物」のひきだしで売っているとのこと。どんなアイテムと出合えるのか、ワクワク感でいっぱい!

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「ぷちぷれ-NUNA-」には地元の小学生から大人まで、あらゆる人が訪れます。
「子どもの頃、友だち同士で駄菓子屋さんや文具屋さんに行って、10円や20円のものを買うのが楽しみだった。今の小学生にとって、そんな場所になれば」と小早志さん。
「贈り物とかちょっとしたものを買いたい時、駅ビルの雑貨店に行く人は多いと思います。でも、『ここにも買えるお店あるよ』って思ってもらえたらな」と優しく語ってくれました。

【店舗情報】
●所在地:千葉県柏市光ヶ丘2-21-24
●営業時間:平日9時30分~18時、土曜13時~18時(日曜定休)
●公式HPはこちら

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