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【注目新製品】「せなけいこ」の絵本がカラフルでポップなステーショナリーに!

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学研ステイフルは、「ムーミン」や「はらぺこあおむし」「おさるのジョージ」など、数々の絵本キャラクターのステーショナリーを長年手がけていることで知られる。最近は、「11ぴきのねこ」や「五味太郎」といった日本の絵本キャラクターもステーショナリーシリーズで展開し、大きな反響を呼んでいる。

そして今回、新たな絵本キャラクターとして人気絵本作家「せなけいこ」のステーショナリーシリーズを2021年6月下旬に発売した。50年以上にわたり、多くの人々に親しまれてきた作品を使った今回のステーショナリーは、せなさんの絵本のファンはもちろん、そうでない人にも使いやすい、カラフルでポップなデザインのアイテムを多数ラインアップしている。

「せなけいこ」のステーショナリーシリーズを手がけたのは、同社ホビー企画製作課の勝又史さん(写真)。せなさんの絵本のファンだという勝又さんに、同シリーズのアイテムの魅力について詳しくお話を伺った。

3.jpg*撮影のためにマスクを外しています


©Keiko Sena
©せなけいこ/ポプラ社

『ねないこだれだ』『めがねうさぎ』などせなけいこの代表作がステーショナリーに!

「当社は、絵本キャラクターに力を入れて展開していますが、絵本は、大人になっても癒やされる、自分の人生に寄り添ってくれるものだと思います」と話す勝又さんは、今回の商品化の経緯について、「“これまでに商品化されていないが、商品が出たら必ず手にしてもらえるもの”として思い浮かんだのが、せなけいこさんの絵本です」と説明する。

絵本作家として50年以上のキャリアがあるせなけいこさんは、1970年に「いやだいやだの絵本」でサンケイ児童出版文化賞を受賞しているが、その中の1冊である『ねないこだれだ』はせな作品のトレードマークとなっている。絵本のタイトルは分からなくても、あのおばけのイラストは多くの人に知られているのではないだろうか。このほかにも、『あーんあーんの絵本』シリーズや、『めがねうさぎ』シリーズなど、長年読み継がれている名作を数多く生み出している。今回は、その中から代表的な人気作品をステーショナリーにデザインしている。

2.jpg「私も子どものころにせなさんの絵本をよく読んでいました」と話す勝又さんは、「ハッピーエンドのお話ばかりではなくて、おばけがちょっと恐かったり、独特な絵本の世界観がとても印象に残っています」と、せなけいこさんの作品の魅力について語ってくれた。

50年以上にわたり、多くの読者を魅了する絵本作品を生み出してきたせなけいこさんのステーショナリーについて勝又さんは、「大好きな作家さんなので、商品化が決まったときは本当にうれしかったです」と顔をほころばせた。

絵本の世界観が伝わるこだわりのデザインで商品化

商品ラインアップは、「A4ファイル」「メモ」「付箋」「A5ノート」「パックレター」「透明マスキングテープ」「フレークシール」「ぽち袋」「巾着」「ペンポーチ」で、「どうしたら、せなさんの作品の世界観をちゃんと伝えられるかを考えながら商品化しました。どれもおすすめのアイテムばかりです」と勝又さん。

A4ファイル(税込264円)とA5ノート(同385円)は、絵本の背表紙をイメージして、横にカラーのラインを入れているので、まるで絵本を手にしているかのように感じられるデザインになっているのが特徴。しかも、絵本と同じフォントを使って裏面に作品のタイトルを入れているというこだわりようだ。

4.jpgA4ファイルは4柄、A5ノートは2柄をラインアップ(写真はA4ファイル)


5.jpg裏面には絵本のタイトル入り(写真はA5ノート)


メモ(税込418円)も、絵本をそのままステーショナリーにしたようなデザインになっている。「いやだいやだの絵本」と「めがねうさぎ」の2種類をラインアップしているが、「『いやだいやだの絵本』は、4冊セットでも販売されているので、それをイメージしたデザインにしました」という。

6.jpgそれぞれ本文は4柄×15枚入り


付箋(税込418円)は「ねないこだれだ」「ふうせんねこ」「めがねうさぎ」「おばけのてんぷら」の4柄をラインアップ。このうち「ねないこだれだ」と「おばけのてんぷら」は、キャラクターがダイカットになっているかわいいデザイン。

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「透明マスキングテープ」(税込440円)は、従来の紙製のものとはひと味違った、手でちぎれる透明素材のテープを使ったユニークなマスキングテープ。「従来のマスキングテープでは表現できなかった、絵が浮き上がってくるような感覚がとても新鮮で面白いです」と勝又さん。

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また、フレークシール(税込440円)は、2種類各48ピース入り。「『ねないこだれだ』以外のキャラクターのシールもあるので、“こんな絵本もあったね”と懐かしさを感じていただけると幸いです」という。

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レターセット(税込528円)は、便箋8枚と封筒4枚をセット。封筒は一見シンプルなデザインだが、「開封したときに“かわいい”と思ってもらえるように、内側にデザインを入れています」とのこと。手紙をもらった人が、封筒を開けたときについ笑顔になってしまうのが目に浮かぶようだ。

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また、ぽち袋(税込275円)は4柄をラインアップ。中でも黒いぽち袋(ねないこだれだ)は、「ぽち袋の中ではあまり見かけない色味だと思いますが、色にこだわらず様々なコミュニケーションに使えるのではと思います」と勝又さん。

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巾着(税込1,100円)とペンポーチ(同1,540円)の縫製アイテムもラインアップ。特に巾着は、「大人も子どもも使えるアイテムなので、ぜひ商品化したいと思っていたアイテムです」と勝又さん。今まで紹介してきたステーショナリーアイテムとはひと味違ったテイストに仕上げているそうで、「懐かしさが感じられるような、デザインとしてのかわいらしさを目指して商品化しました」という。

12.jpg13.jpg巾着(上)とペンポーチ(下)はどちらも2柄展開。どちらも裏表でデザインが異なるのも特徴だ。


©Keiko Sena

©せなけいこ/ポプラ社

人の心を惹きつける絵本の力

「せなさんの絵本を読んでいた方も、せなさんの絵本を読んだことがない方にも、“こんな文具があるんだ!”と手にとってもらえるアイテムになるように商品化しました。この文具を使うことで、せなさんの絵本を“もう一度読んでみよう”と思ってもらえたらうれしいです」と勝又さんは話す。

もし、絵本のことを知らなくても、手に取れば心癒されるアイテムばかり。50年以上にもわたり、2世代、3世代に読み継がれてきた作品ならではの、人の心を惹きつけるパワーのすごさが肌で感じられるのではないだろうか。ぜひ、多くの人に手に取ってもらいたいと思う。

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