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【テレワークお役立ち文具】②クリップボード「マグフラップ」(キングジム)/リングノート「ソフトリング®ノート」(コクヨ)

2020年4月21日にスタートした、緊急特集「テレワークお役立ち文具」。
読者の皆様からのオススメ紹介も絶賛大募集中です(告知記事はこちら)。

今回は文具のフリーマガジン「Bun2」北澤孝之編集長がイチオシするテレワークお役立ち文具を紹介します。本日はキングジムのクリップボード「マグフラップ」とコクヨのリングノート「ソフトリング®ノート」をピックアップ。

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筆者は現在、自宅のパソコンを使って仕事をしていますが、気になるのはデスクスペースが十分にとれないということです。写真をご覧いただければ分かると思いますが、我が家のPCデスクだとキーボードの手前に若干のスペースがあります。メモを記入するぐらいならばこれで十分ですが、書類を広げる必要もあったりして、なかなかこれだけでは物足りない場合もあったりします。

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そこで便利なのがクリップボート。書類をクリップではさんで書き込むときに便利なボートのことです。昔風にいえば用箋挟みですね。そんなクリップボートの中で、筆者が使用しているのが、キングジムから発売されている「マグフラップ」です。

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「マグフラップ」は、はさんだ書類をめくった際にマグネットで固定できる背面フラップと書類の下側をマグネットで固定する底面フラップの2つのフラップが付いているのが特徴です。マグネットが内蔵されているので、使わないときにスチール面に付けておけるのも便利です。


これならば、デスクスペースが狭くても、書類に記入ができます。また、書類を見ながらパソコンで記入する際にも便利ですよ。そして、この上にノートを置いて書き込むことも可能です。筆者はA4サイズのボードを使っていますが、A3サイズもあるので、大は小を兼ねるでそちらを使ってもよいと思います。

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実は、職場でもずっとクリップボードを使って仕事をしています。職場のデスクでも、大きなパソコンを置くと、十分なスペースがなかったりします。特に、以前の事務所は、パソコンで仕事をするなんて想像もできなかった頃に買ったデスクをずっと使っていたので、パソコンを置いたら本当に何もできませんでしたよ。

今から20数年前、筆者がまだ学生だった頃、作家の大江健三郎さんがノーベル文学賞を受賞したときに、NHKでドキュメンタリーを放送したのですが、大江さんが自宅のリビングのソファに座り、画板の上で原稿を書いているシーンを映していました。
職場で不便な思いをしているうちにそのことをふっと思い出して、「そうだ、クリップボードを使ってみよう」と思い付いたのです。以来、ずっとクリップボートを使って仕事をしていて、今回のテレワークでも活用しているわけです。

ところで、クリップボードの上でノートを使う場合、リングノートの方が便利だと思います。リングタイプなので、折り返して省スペースで使えるというのがその理由です。
ところが、リングノートだと「手にリングが当たるからイヤだ」という人が結構いるようです。筆者は普段からリングノート派で、その辺はトレードオフだと思って気にしていませんが、気になる人は気になるようです。

そんな人にもおすすめできるリングノートがコクヨから発売されている「ソフトリング®ノート」です。リングがやわらかい樹脂製になっているので、これならば手に当たっても気にならないでしょう。筆者が使っているのは、「ソフトリング®ノート〈Biz〉(エッジタイトル)」。ページの端に日付とタイトルが書ける欄があり、見たい記録が探しやすくなっているので、仕事で使いやすいノートです。

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筆者はPCデスクで仕事をしていますが、リビングのテーブルなどにノートパソコンを置いて仕事をしている、なんて人も多いでしょう。そういう場合でも、ワークスペースを十分にとれないケースもあるのではと思います。そんなときに、クリップボードやリングノートを使えば、結構快適に仕事ができると思いますので、ぜひ試してみてください。

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