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【コレ注目!】NAGASAWA 梅田茶屋町店で見つけたロシア製のキラキラ万年筆!

北澤孝之(Bun2編集長)

神戸・三宮に本店を構えるナガサワ文具センターが、大阪・梅田茶屋町のMARUZEN&ジュンク堂書店梅田店2階に出店している「NAGASAWA 梅田茶屋町店」は、万年筆などの高級筆記具を専門的に揃えている。

万年筆を扱うのに相応しい落ち着いた雰囲気の店内だが、夏休み時期ということもあるのか、学生さんらしき姿も見られるようだ。最近は、万年筆やインクがブームになっているが、ティーンエイジャーの心も捕らえているのだろうか。

「以前は、コアな万年筆ファンの方のご来店が多かったですが、最近は初心者の方のご来店も目立つようになってきました」と話すのは門田美紀店長。中には親子連れで来店することもあり、「ご両親が万年筆を使っているのを見て、“自分も使ってみたい”というお子さんが、カクノなどの初心者向け万年筆を買っていかれたりします」という。我々が思っている以上に、万年筆ユーザーの裾野は広がっているようだ。


ペン1.jpgナガサワオリジナルの万年筆も多数販売。「若い女性ユーザーが増えてきたので、カラフルなオリジナル万年筆も増えてきています」と門田店長。写真左の青い万年筆は、同店オリジナルの「水道筋マルシェブルー」。


ペン2.jpgナガサワといえば、オリジナル万年筆インク「Kobe INK物語」が文具ファンの間で知られているが、こちらのインクは同店限定の「CHASAKAグリーン」。渋い色味のダークグリーンだ。


そんな同店で今イチオシなのが、ロシアの万年筆ブランド「BENU(ベヌ)」の万年筆だという。1年前から取り扱いを始めた商品だが、非常に個性的なものばかりで、注目度が高いのだという。海外ブランド品ながら、1万円台から商品があり、非常に値頃感のある万年筆だ。ペン先はスチール製だが、「金ペンに近い書き味です」と門田店長。

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非常にキラキラ感の高いボディだが、ほぼ手作りなので、たとえ同じ柄でも一つとして全く一緒のものがないそうだ。

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こちらはオウムのような顔がインパクト大の超個性的な万年筆だ。

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そして、暗いところで光る蓄光タイプの万年筆。暗闇で光る万年筆というのは、今までみたことがない。

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海外ブランドの万年筆というと、ドイツやイタリアが真っ先に思い浮かぶが、ロシアの万年筆はこれまで日本ではあまり入ってきてはいないのではないだろうか。とにかく超個性的で、見ていて飽きないものばかり。今後の動向に要注目だ。

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