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【新店舗】東京・蔵前にデザインペーパー専門店「レガーロ・パピロ」がオープン!編集部員が現地リポート

福岡発の”包装紙とデザインペーパーの専門店”「REGARO PAPIRO(レガーロ・パピロ)」が2021年6月12日、東京・蔵前に新店をオープンした。

一歩入れば梅雨のジメジメを吹き飛ばすようなカラフルな紙モノでいっぱいのお店を、文具のとびら編集部員がさっそく取材!本記事では、お店の様子をご紹介。


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「レガーロ・パピロ」は、2012年に福岡でスタートした包装紙とオリジナルデザインペーパーの専門店。日本では目にすることが少ない世界各国の包装紙や、同店代表の江藤明日香さんがデザインしたオリジナルの紙モノを販売している。ちなみに、店名の「レガーロ・パピロ」はイタリア語で「贈り物の紙」という意味なのだそう。

オンラインショップでの販売も行っている同店。しかし、マネージャーの馬場良子さんは「コロナ禍により移動が制限されている状況で、ネットでは伝わらない紙の色や質感を、実際に見て触って選んでもらいたいという気持ちがより強くなりました」と明かす。福岡になかなか足を運べないユーザーに向けて、今回東京への出店を決めたそう。

約200種類もの壁一面の包装紙&デザインペーパー

店内へ入り、視界に飛び込んでくるのは壁一面に掛けられた包装紙。

店内右.jpg手前から、ネパールで手漉きされた紙にニューヨークのデザイナーが手掛けたもの、オーストラリアで作られた大柄のデザイン、奥にはアメリカのポップなテイストのデザインペーパーや、一枚絵のような物語を感じるイギリスのデザイン、京都・聚楽社のどこかなつかしいデザインのシルクスクリーン印刷のものなど、数多くの包装紙が並ぶ。

包装紙.jpg包装紙A.jpgそれぞれに使用している紙の種類や印刷方法が異なるため、色づかいや質感の違いを見ながら、自分のお気に入りの1枚を探すことができる。サイズは種類によって異なるが、例えばネパールの手漉き包装紙は約500×760㎜。他の包装紙も同じくらいのサイズ感だそう。

一方、店内入って左側の棚に入っているのは、「レガーロ・パピロ」オリジナルのデザインペーパーシリーズ「any. paper」。

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A3よりひとまわり小さいサイズで、デザインのタイプに合わせてリソグラフやオフセットなど印刷方法や紙の種類を変えている。すべて代表の江藤さんがデザインしたもので、なんとその数、80~90種類!
デザインペーパーB.jpgデザインペーパーA-a.jpgちなみに「any. paper」と名付けたのは"何にでもなる"との意味を込めたそう。馬場さんは「この紙で封筒を作ったり、コラージュにしたり、もちろんラッピングに使ったり。使う人それぞれの使い方をしてほしいです」とのこと。

お店に行ったらチェックしたい、限定アイテム

蔵前店限定のデザインペーパーもラインアップ。上野をイメージした「パンダ」、両国が近いことから「お相撲さん」、東京の高層ビルの夜と昼をそれぞれ描いた「sky scraper」(2パターン、=写真)の計4種。

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たくさんの種類のデザインペーパーは、どれもかわいくて選ぶのが難しいほど。「そうした方には、こちらが人気ですよ」と馬場さんが紹介してくれたのは、半分のサイズの紙が25種類入ったセット。上で紹介した同店限定のデザインが入っており、「flowers」と「animals & foods」の2種類を用意している(各税込1,980円)。なお福岡店では、福岡店限定のデザインが入ったセットを販売しているそう。

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さらに、デザインペーパーの柄を採用したオリジナルマスキングテープも。福岡店、蔵前店の店舗限定アイテムとして、3柄を展開している。
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アレンジは無限大。購入したら作ってみたい紙小物

紙モノ収集が趣味の編集部員。でも「紙モノって、どんな風に使ったらいいんだろう…」と悩むことも。そのことを伝えると馬場さんは「そう思っている方におすすめしているのが、HANAOKAの『カードエンベロープメーカー』です」。

作成ーエンベロープ.jpg

「カードエンベロープメーカー」は、正方形の紙から14種類ものサイズの封筒を簡単に作れるツール。
正方形にカットした紙を型にはめ、記載された箇所に溝を入れ折っていくうちに、あっという間に封筒が完成!ちょっとメッセージを送りたいとき、お気に入りのデザインペーパーで作った封筒にいれれば、ぐっと華やかに。作成A.jpg

さらにこの「エンベロープメーカー」でポストカードにサッと溝を入れ、四隅をハサミで切り込み、折ってのりづけしたら小さな箱の出来上がり。

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こうした封筒や箱づくり以外にも「スクラップや手帳のコラージュにしたり、ブックカバーにしたりしても楽しめますよ」と馬場さん。

馬場さんは「いつもの紙に、柄があるだけでハッピーになれますよね。紙は気軽に替えられますし、こうしたデザインペーパーを通して、生活を豊かにしてもらえたら」。
じめじめとした天気が続くこの頃。お気に入りの色や柄の紙があれば、その日の気分が晴れやかになりそう。「レガーロ・パピロ」で、とっておきの1枚を見つけてみては。


【店舗情報】
「ラッピングペーパーと紙もの レガーロ・パピロ 東京蔵前店」
住所:東京都台東区鳥越2-2-7 スギモトビル1F
営業時間:午前11時~午後6時
定休日:火曜、第1・第3水曜

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