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【連載】月刊ブング・ジャム Vol.97 新学期におすすめの文房具 その3
本サイト編集長の文具王・高畑正幸さん、イロモノ文具コレクター・きだてたくさん、ブンボーグA・他故壁氏さんの3人による文具トークライブユニット「ブング・ジャム」が、気になる最新文房具を独自の視点から切り込んでいく「月刊ブング・ジャム」。今回は、新学期におすすめの文房具を紹介してもらいました。
第3回目は他故さんおすすめの「ベンディ」ペンケースです。
(写真左からきだてさん、高畑編集長、他故さん)*2024年11月9日撮影
*鼎談は2025年3月24日にリモートで行われました。
ペンケースを替えて気分一新!
「ベンディ」(ラダイト)
――じゃあ、最後は他故さんですね。
【他故】そんなに熱く語るほどのものはないので簡単に。小学校から中学校に上がる時に、親にちゃんと言って新調してもらうものの1つがペンケースではないかと思ってるんですね。小学校で使ってたものもあるんだけど、「中学に上がったら新しいペンケースが欲しいな、友達も使ってるしな」っていうことを言ってくると思うんですよ。もちろん昔ながらのペンケースを持ってる人もたくさんいると思うんだけども、その中のチョイスとして、このラダイトの「ベンディ」って本当にちょうどいい感じの価格帯で、ちょうどいい機能で、コンパクトにまとまっていながら、結構物が入るっていうことで割とお勧めできると僕は思ってるんですね。
【きだて】うん。
【他故】「ベンディ」が出たのはどのぐらい前かな。4、5年前かな? ちょっと正確なところは分かんないんだけども。
【きだて】もうちょっと前じゃないかな。
【他故】こうやって 2 つに折れますよっていうシリーズを「ベンディ」っていう名前にして、これ確か 2 代目か 3 代目ぐらいかな、かたちが変わってるんだけども。こういう風に開いた状態で、内側にペンポケットが付いていて、両サイドにチャックがあって、中が袋状になっていて、割と立体的なものが入るよっていうシリーズで。割と初期のやつがこれなんですよ。一番初期のはど真ん中にもチャックが付いていて、ここにも袋があったんだけど、それはあんまり僕は好きじゃなくて。今のシリーズって真ん中にチャックがないんだよね。両方から入るだけで、真ん中はもう 1 個ポケットが付いててっていうパターンになって。
【高畑】うん。
【他故】これが今の主流になっていて、これ僕は大好きなんだけども。いろんな素材が出てて、高いやつも安いやつもあるんですけど、今倉敷帆布のシリーズが出て、これが多分今一番丈夫だし、使い勝手もいいし、価格もこなれていいんじゃないかなと思うんですよね。1,800円+税かな。このくらいの価格で買えるっていう。ちょうどペンケースの流行のど真ん中の値段じゃないかなと思うんですよね。で、大切なペンがあったら、内側のポケットに入れて常に持ち歩いてみたいなこともできるし。あとは人に見せたくない、もっと高価なペンのときには、チャック内に隠して入れるっていうことも当然できるみたいな(笑)。
――なるほど(笑)。
【他故】内側のペンポケットにはいわゆる立体的な消しゴムとかは入らないので、こういう風にチャック内に入れて常に持ち歩ける。この中には定規だったり、ちっちゃいはさみだったりみたいなものも多少薄ものであれば入るので、おそらく学校の授業で使うんだったら、ものすごくたくさんペンとかカラーペン持ってるタイプの子でなければ、これで十分なんじゃないかなって思うんですよ。たまたま僕は自分の好みで入れちゃってるので、中高生にはハードな感じになっちゃってますけど、シャープペンシルがあって、ボールペンがあって、蛍光ペンがあってみたいな使い方がこれでちょうどできる。5本入れば大体一通り揃うんじゃね?みたいな気もするんですけどね。これはコンパクトにもなるし、持ち運びも楽なので、めちゃくちゃおすすめです。
【きだて】「ベンディ」って、ファスナーポケット側にカラーペンとか何本も入れてくと、ボッコボコに膨らんじゃうので、ちょっとその辺りが難しいんだけどね。割と膨らみやすいじゃない。
【他故】このペンポケットに5本入れてる分には、まあこんなもんで済むかなっていう感じなんだけど、チャック内に入れ始めちゃうとね。
【高畑】そうだね。逆に、そこに収まるようにするのもありだなという気はする。「文房具屋さん大賞」のデザイン賞が「ベンディ」だったよね。サスティナブルレザーのやつなんだけど、ちょっと高級なやつ。
【他故】そうそう。
【高畑】これは素材違いだけど、今回高く評価されていて。
【他故】めちゃくちゃ手触りもいいんですよ。倉敷帆布で丈夫だし。
【高畑】なるほどね。
【きだて】俺が使うとね、本当に色々と入れ過ぎちゃうんで、すぐスナップが留まんなくなっちゃうんだよ。
【他故】ああ、折ったときに、このホックがはまらなくなっちゃうんだ(笑)。
【きだて】だからね、ある程度自制はいるんだけど。とはいえ収納力は結構あるし、割といいよね。シンプルでいいというか。
【他故】そうそうそう。持っててカッコいいっていうのもあって。シンプルでド派手でもないし、誰にも好かれるかたちだから、割とみんなに「いいね」って言ってもらえるみたいな。結構ね、万能選手なんですよ。
――はい。
【他故】今回の帆布のタイプになって変わったのが、前のやつは確か表面にロゴの布が付いてたんですよね。それが帆風になってから一切外に付いてないっていう感じになって、すごくおしゃれ感がアップしてる。
【高畑】今っぽい感じになってるね。
【他故】うん。めっちゃ今っぽい感じ。ここにほんのちょっとだけラダイトの名前が付いているフラップがあるんだけど、これもラダイトの名前が裏側にほとんど折れちゃうみたいなかたちで見えないようになってるぐらいすごく慎まやかなので、非常にかっこいい。
【高畑】色も割といい感じだよね。最近流行りのキレイな色になってるよね。
【他故】そうね、割と渋めのやつと、ちょっとだけ明るいんだけども万人が持ってもいい感じのがあって。この8号帆布が倉敷帆布のホームページに載ってて、この中で種類がすごいあるんだけど、この中から選んだんだろうなっていう。やっぱりいい色を選んでるなと思ってね。
【高畑】そうですね。
【他故】地味過ぎずっていうところも、新入生が持つにはちょうどいいぐらいかなっていう気がすごくするんですよね。
【高畑】どの新学期ととるかにもよるけど、でもちょっとおしゃれさんだよね。
【きだて】中学生にはちょっと大人っぽ過ぎないかぐらいの感じはするね。
【高畑】そんな感じではあるけどね。
【他故】今中学生でもね、結構高めのペンを持ってる子は、こうスリーブタイプを欲しがるから。
【きだて】あー。
――シャープペンを集めてる子はそういうのを欲しいんじゃないですか。
【他故】そう。僕もここに工房 楔のシャープペンを入れてるけど、こういうタイプ欲しがると思うんだよね。
――ただ、そういう高いやつって、今は学校へ持って行っちゃいけないんですよね。
【高畑】怒られたりするよ。トラブルの元になるからって。
――だから、通学用というよりは、そういうコレクションを入れといてこっそり楽しむ的な感じの使い方なのかな
【高畑】でも、そうやって言われても持ってくよね。
【他故】持ってくでしょう。
――こっそりと。
【他故】1 本ぐらい入れちゃうでしょう。
【高畑】それもね、人によるんだ。多分、本数をいっぱい持っている人だと、リヒトの「エクスコア」みたいなもっとでかいやつあるじゃん(*こちらの記事を参照)。「エクスコア」みたいに広げて入るぐらい、いっぱい入れているし。でも、これに収まるように持てる子はカッコいいよね。
【他故】それは分かる。
【高畑】多分、俺とかきだてさんは、いろんな道具をいっぱい入れてるし、マーカーも入ってるし、蛍光ペンも入ってるしで、ぶくぶくのペンケースになってる(笑)。しかも、1個で収まらなくて、2個持ってたりとかしがちだったりして(笑)。実際は、こういうのにすっきりと、ぶくぶくにならない程度に収められるとモテるんだろうなって思う(笑)。
【他故】ははは(笑)。
【きだて】カッコいいなと思いつつ、自分の中ではいざという時と、いつ来るのか分からない何かのために極度に備えてしまうという(笑)。
【他故】何でも入れちゃうっていう(笑)。まあ確かに、僕が使ったとしても、ここに入ってるのはやっぱり「1軍」っていう言い方をしちゃうもんね。それ以外に、やっぱり2軍、3軍のペンケースが欲しいよねって思っちゃうから、それは分かるんだけど。
【高畑】でも、実際に勉強で本当に必要なペンは、当然これだけで入ると思うし、中高生で必要なものっていうのをはめられると思うし、そこに収められるぐらいの、自分の中で要るもの・要らないものを取捨選択できる人はすごい思う。
【きだて】そういうやつは、さっきの「スコラ手帳」とか書いちゃうんだよ、きっと(笑)。
【高畑】それも多分二手に分かれてて、書くことが目的化しちゃって、どんどん道具が増えるとか。
【きだて】ああ、そうか。
【他故】いるな。うん、分かるよ。
【高畑】自分にとって必要なものをちゃんと必要なだけ選べるっていうのは、本当にすごいことだからね。それが中高生でできれば、それはそれでカッコいいなと思うから。これを使いこなせる中高生はカッコいいよ。
【きだて】いるのか? まあ、いるだろうな。
【他故】いるでしょ。ゼロなわけないと思う。
【きだて】モテるんだろうな。妬ましいなぁ。
【他故】いやいや(苦笑)。
【高畑】俺はそういうのではなかったなとは思うけど。でも色々だね。大きいペンケースは便利だけど、どんどん入れちゃうからね。
【他故】でかくて重くなっちゃうからね。今は中学や高校だと、通うのはみんなリュックサックだから、でかくても全然入ると思うんだけど、大昔の手持ち学生カバンの頃だったら、これだってきついかもしれないから。ペンケースがこんな厚さになっちゃったら。
【高畑】なんなら、それ広げて薄っぺらくして入れられるしな。
【他故】まあそうね。これで隙間にポンと入れるっていう方法もあるからね。
【高畑】そうだね。いやでも、自分にとって1軍っていうのを選ばざるを得なくなるような考え方っていうのは、それはそれでありだな。
【他故】僕は古い人間なので、中高生の頃ってたくさんのペンをジャラジャラ持っていかなかった世代なんですよ。高校の頭ぐらいかな、缶ペンケースの世代だったから、逆に入らないから厳選するっていうのを、すでに普通に楽しんでたタイプの人たちなのね。今の人たちは、こういうことはないのかもしれないんだけど、選ぶ楽しみっていうのをなんかちょっとでも知ってもらえると僕は嬉しいなと思ったけどもね。
――ペンを選ぶ楽しみってことですか?
【他故】仮に、自分がたくさん持ってたとしても、持っていくペンは「これ」って決める楽しみっていうか。
【高畑】う~ん、決められない人生だったな(苦笑)。
【きだて】そういうのを決めるよりも、1万回に1回ぐらいあるかもしれない“いざという時”に、「そんなこともあろうかと」って何かすごいツールが出せるのをカッコいいと思っちゃってる人生だったので。
【高畑】昔はね、体力があったから、重たいのが我慢できたけど。
【きだて】中高生の頃は確かに、重たいのは諦める理由にならなかったね。
【高畑】ノートにしろペンにしろ、いっぱい持ってたなと思うけど。でも、実際そういう子たちっていうのは、成績が良くも悪くもないっていう辺りのいたりする。
【他故】ええっ!?
【高畑】めっちゃできる子は、そんなの全然持ってなくてもできる。僕らみたいなブング増えちゃう派は、できるんじゃなくて真面目なんだよ。俺らみたいに文房具とかもちゃんと色々と持ってきたり、ノートを取ろうとか思ってるので道具が増えちゃうわけだから、不真面目ではないんだけど。そういうのを頑張ってる人たちっていうのは、ノートをキレイに取るのに夢中になっちゃったりとかする派なんだけどね。
【きだて】俺の場合はもっとひどくて、学生カバンの中に針金の束とラジオペンチとか入ってたからね。
【他故】何屋だよ、何するんだよ(笑)。
【きだて】本当に、いざという時のためにとか。
――どういう想定なんですか(笑)。
【他故】素で冒険野郎だな、君は(笑)。
【きだて】実際に『冒険野郎マクガイバー』に憧れていたから。何かで役立つかもじゃんっていう。
【高畑】例えばさ、ゲージパンチが入ってたりするわけだよ。
【他故】入ってるのか?
【高畑】手提げの学生カバンと別にリュックも持ってたんだけど、その中には普通にゲージパンチとか入ってたりするわけだよ。
【きだて】だって、学校で要るかもしれないじゃん。
【他故】いやいやいや(苦笑)。
【きだて】あとは自慢したいとかさ。
【他故】自慢ねぇ。
【高畑】自慢というかさ、何か困ったことがあった時に、道具で解決できるとかっこいいみたいな。要は、身体能力とか才能でではなくて、道具で解決したい。ドラえもんとかキテレツ君とかになりたいわけだよ。そうやって、何か困りごとを解決したいわけだよね。
【他故】うーん。
【高畑】何かいろんなものを持ち込んだりとかするんだけど、それ自体が目的化してしまうと良くないので、そういうところでいくと、このぐらいに収められる人の方が大人だなとは思うけどね。
【きだて】親としてもね、「ベンディ」をポンと子供に渡して、「これに収まるようにやっていきなさい」って教えてあげるべきなんだよな。
【他故】それは面白いかもしれないね。
【きだて】でも、そういのに納めることを学ばずにあれこれ持っていくと、ろくな大人に育たないのは、ここに2例もあるわけじゃない。
【他故】いやいやいや(笑)。
【高畑】でも本当にね、それこそ中高生の時に、いっぱい道具を持てるっていうのもいいことではあるんだけれど、ここから選んでお気に入りのペンをちゃんと使ったりすると、それはそれでかっこいいなと思いますね。ほら、2万円とか3万円とかする木軸シャープが並んでるけど、木の種類が違うだけのシャーペンが5本入ってたりするわけじゃないですか。そこは用途を変えようよみたいなのがあったりする。
【他故】それはちょっと、今回の話では想定してないな(笑)。
【高畑】何のためにペンを入れたいのかっていうのもあるけど、自分の昔を反省するよ。
【他故】ははは(笑)。
【きだて】学生向けの話をすると、ちょっと振り返りが多いな。
【他故】自分のことをベースにしてしゃべれてしまうからね。
【高畑】僕は、このペンケースを使いこなせなかった学生時代だったけど、今になってすごく分かるよ。今は他故さんと同じ革の5本しか入らないペンケース(ソメスサドル・ジョッターペンケース)に入れているけど、基本はそこに入れてる5本で行けっていうのは、5本しか入らないから、それは逆に良かったなと思って。5本入れるものを選ぶっていうのは、今となって非常によく分かるので。
【他故】まあ別に、訓練をするために買えとは言わないけど。カッコいいので、選択肢に入れてねっていう程度の話なんだけど。
【きだて】本来なら、それでいいんだよな。俺と文具王にはあまりにも難し過ぎて、何か自然とそういう話になっちゃうんだよ(笑)。
【他故】いやいやいや。
【高畑】でもまあ、このペンケース自体は帆布で丈夫だし、それを持っておけば本当にそのままで十分過ぎるペンケースだとは思うよ。それで、カッコいいよね。
【他故】ラダイトはカッコいいですよ。
【高畑】そうなんだよね。俺らの頃は、ロゴにしろデザイしろさ、今ほどの洗練された感じはなかったからね。学童用は学童用みたいな感じだったしね。
【他故】うん、まあね。
【きだて】ペンケースをシャーペンの芯で真っ黒にした経験もあるので。俺はキレイに使いきれたら、まあそらいいわよっていう。
【高畑】これはちゃんとファスナースペースがあるから、定規とかシャー芯のケースとかもね。昔の三菱のシャー芯みたいに、気が付いたら中身が全部出てるってことはないからね。
【他故】ああ、それはないね。新しい「グラファイト」みたいにエモカラーを入れたりすると(*こちらの記事を参照)、今っぽい感じでいいかもしれない。
【高畑】そういうコーディネートを考えられるような余裕がなかったな。色の組み合わせとかをさそういう風に見せられるとかはないからね。今の若い人は本当おしゃれだなと思うよ。
【他故】うん。
【高畑】他故さんが推してるこれは本当にいいと思うんだけど、もちろんこれは人によって立つペンケースがいいとかさ、パカッと開くトレータイプがいいとかさ色々あると思うんだけど。でもペンケースって、新学期がいい機会だから、そこで予算の許可が降りるのであれば、新しいのを買って気分を上げるのはありだなと思う。
【他故】それはすごく分かる。別に新入学とかそういうことも関係なく、新学期とかそういう時に、ちょっと変えてみるのはすごくいいと思う。
【高畑】だから、ペンケースぐらいは年に1回、2回ぐらいは替えてみるっていうのがあってもいいかな。
――この間、文具店で話を聞いたら、新学期にペンケースを買い替える子は多いですよと言ってましたよ。
【他故】やっぱそうですよね。
【高畑】どんなに頑張っても、ペンケースって使ってたら汚れるじゃん。汚れるし、擦り切れてくるから。そんな頻繁に買い替えろとは言わないけども、たまに買い替えて気分が上がるっていうのはまあ、あのま僕らも実際そうだし。まあ、毎日使うものではあるから。
【他故】そうね。
【高畑】何かおしゃれなものにしてみたりとか、機能的なものにしてみたりとかで選ぶのもありかな。
【他故】この春に、またちょっと新しい色で気分を変えるのもいいかもしれないね。プロフィール
高畑 正幸(たかばたけ まさゆき)
文具のとびら編集長。学生時代に「究極の文房具カタログ」を自費出版。「TVチャンピオン」(テレビ東京系列)の「文房具通選手権」では、3連覇を達成した。サンスター文具に入社し商品企画を担当。現在は同社とプロ契約を結び、個人活動も開始。弊社が運営する文房具のWebマガジン「文具のとびら」の編集長も務めている。著書は『究極の文房具カタログ―マストアイテム編―』(ロコモーションパブリッシング)、『究極の文房具ハック』(河出書房新社)、『そこまでやるか! 文具王高畑正幸の最強アイテム完全批評』(日経BP社)、『文具王 高畑正幸セレクション 一度は訪れたい文具店&イチ押し文具』(監修/玄光社)、『究極の文房具カタログ』(河出書房新社)、『文房具語辞典』(誠文堂新光社)と、翻訳を手がけた絵本『えんぴつとケシゴム』(KADOKAWA)。新著は『人生が確実に幸せになる文房具100』(主婦と生活社)。
https://bungu-o.com/
きだて たく
小学生の時に「学校に持っていっても怒られないおもちゃ」を求めて、遊べる文房具・珍妙なギミックの付いた文房具に行き当たる。以降、とにかく馬鹿馬鹿しいモノばかり探し続けているうちに集まった文房具を「色物文具=イロブン」と称してサイトで公開。世界一のイロブンコレクターとして文房具のダメさ加減をも愛する楽しみ方を布教している。著書に『イロブン 色物文具マニアックス』(ロコモーションパブリッシング)、『愛しの駄文具』(飛鳥新社)など。
色物文具専門サイト【イロブン】http://www.irobun.com/
他故 壁氏(たこ かべうじ)
小学生のころから文房具が好きで、それが高じて文具メーカーに就職。ただし発言は勤務先とは無関係で、個人の見解・感想である。好きなジャンルは書くものと書かれるもの、立つ文房具と薄いペンケース。30分間文房具のことしか語らないトーク番組・775ライブリーFM「他故となおみのブンボーグ大作戦!」パーソナリティ。たこなお文具情報室所属。
「他故となおみのブンボーグ大作戦!」番組ホームページ https://daisakusen.net/
https://buntobi.stores.jp/items/676b8e121008560336e05fac
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