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【連載】他故となおみのブンボーグ大作戦!Bootleg #006 コスモテック『wemo』と『ReTag by wemo』
30分間、文房具の話題だけをお送りするラジオ番組「他故となおみのブンボーグ大作戦!」のパーソナリティ「なおちゃん」こと、ふじいなおみです。
番組では毎週たくさんの文房具の話題が登場します。その中から、他故さんとなおちゃん2人で選んだ1点をピックアップ。より掘り下げてご紹介していきます。
今回は、2021年9月26日On Airの「なおちゃんの使ってみた」でご紹介した、コスモテックの『wemo』そして『ReTag by wemo』をピックアップします。
身につけるメモ「wearable memo」という発想

上の写真で手首に巻きついている黄色いものをあなたはご存知でしょうか?
これは身につけるメモ(wearable memo)を略して「wemo」という商品です。
写真はシリーズの中でも「バンドタイプ」という商品で、手首に巻きつけて使います。
1970年代に生まれた私は、子供の頃に遊んだ「真っ直ぐの板を手首に少し強めに叩きつけると、ぐるっと手首に巻きつくブレスレット」を思い出しましたが、まさにその仕組みを使って身につけられるようにしたものなのだそうです。
さて、あなたは手に何かをメモしたことはありますか?
子供の頃は明日の持ち物や約束などを忘れないように、目に入りやすい手の甲にボールペンで書くことがありました。大人になって私はその必要は無くなりましたが、同年代だとしても何らかの理由で今日も手にメモをしている方は意外と多いのではないでしょうか?
・メモ帳を出す時間がない/持ち歩けない
・メモする頻度が高くて毎回メモ帳を出すのが大変
・メモ自体を忘れないように頻繁に目のつくところに書いておきたい
でも、いずれの場合も望んで手にメモをしているのでしょうか?
「恐らくどの方も書きたくて書いているわけではなく、書かざるを得ない状況にあるのでは?」という気づきがwemoの開発のきっかけなのだとか。
そして、「メモ帳が身につけられると便利なのではないか」「何ページもあるとかさ張るので何度も消し書きができるようにしたい」そんな様々な考えをまとめて形になりました。
本体はシリコンでできています。
油性ボールペン(推奨のペンと使えないペンがありますので商品サイトをご確認ください)で商品表面にメモを記入します。
水にも強く、濡れて消えることはありません。
ですが、不要になったメモは指や消しゴムで擦ると消すことができるので、何度も繰り返し使うことができます。
結果、医療関係者や運輸業の方、介護職員、農業・漁業に携わる方、ADHDの症状を持つ方など多くの人に支持され、3年間で65万個も売り上げたそうです。なるほど、今までメモをしてきた「手の甲」のすぐ横、手首にメモスペースが常に用意されているならば、直接手にメモしなくても済みますね!
バンドタイプを実際に身につけて過ごす
8月のある日、仕事のために都心に行く用事がありました。これはいいチャンス!目的地に行くために乗る電車の発車・到着時間をすべてwemo(バンドタイプ)に書き出して手首に巻いて過ごしてみました。
いつもはスマホのカレンダーアプリに乗り換え駅や時間を登録しています。そのアプリでは出発時間と到着時間は見やすく表示されるものの、乗り換えルートや途中で乗る電車の発車時間を見るには、手間がかかるのです。カレンダーアプリを立ち上げ、スケジュールを開き、その中でも一番下にある項目である「メモ」を開いてやっとみられるようになります。
とにかく「不便」です。
wemoを使ってみて気付いた点、まずは腕時計をした横に充分巻きつけられるということ。しかも、今の時間(腕時計)と乗り換え時間(wemo)を一目で照らし合わせられます。
また、手首につけているので、スマートフォンのように毎回ポケットから出す手間もロックを外す手間も、アプリを立ち上げる手間すら要らず、もちろん「あれ?スマホどこだ??」と焦ることすらありません。
完全なるストレスフリー!!
ただし、手首は思っていたよりもカバンや洋服と擦れることが多いようで、少しずつ文字が薄くなってしまいました。
この日の移動では見えなくなるほどには消えなかったので問題はありませんでしたが、長時間使用する、かつ消えてしまうと困る内容を記入するときは、別途メモを書き写しておくと安心です。
パッドタイプを試してみる
次に試してみたのはパッドタイプです。
スマートフォンのカバーとノートPCのタッチパッドの横に貼ってみました。
私はほぼ自宅で作業をしているので「制服の胸ポケットにボールペンを入れて持ち歩く」などということがありません。
ですが、wemoを活用したかったので、いつも持ち歩いているスマートフォンのカバーに油性ボールペン(トンボ鉛筆のZOOM707)を引っ掛けて持ち歩くことにしました。
スマートフォンは常に持ち歩いているので、スーパーへ行く時の買い物メモや、用事がある日に家を出る時間、出先で思いついた帰ったらやることなど一時的に忘れてはいけないものを書いておくために使っています。
また、ノートPCに貼ったものは、ドキュメントのフォーマットを揃える作業、例えばプレゼン資料を作成するときのフォントサイズや書体・余白幅などを揃えるための数値や設定を書くのにとても便利でした。
もちろん、後々まで残す必要があるときは消えてしまう前にメモ帳や作業記録に転記します。
油性ペンで何度も書き換えられるReTagシリーズ
「SDGs(サステナブル ディベロップメント ゴールズ/持続可能な開発目標)」という言葉を急に耳にするようになりました。これは2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すという国際目標です。
中には資源を大切にすることも盛り込まれていて「何度も繰り返し使える」「使い捨てにしない」という行動はSDGsの観点から有益なものとなります。
例えば、資料を入れておくクリアホルダー。文具店だけでなく土産物店やキャラクターグッズのお店など至る所で販売されていて手に入りやすい一方、素材が折れ曲がりやすかったり傷がつきやすかったりペンのインクの汚れがついたりするので簡単に捨てられてしまいがちです。
そのような使い捨て社会の問題点を解決しつつ、wemoの「何度も繰り返し使える」という精神が加わり出来上がったのが2021年8月に発売になった『ReTag by wemo』というシリーズです。
モノトーンを基調とした4アイテム(ドキュメントファイル・インデックスファイル・インデックスシール・ラベルシール)が登場しています。
このシリーズは、従来のwemoとは異なり油性マーカーで記入します。
指で擦っても少しもやっとする程度で消えることはありません。ですが、消しゴムで擦ると消すことができるのです。
ファイル2種はA4サイズで、不透明な素材になっているので外から中身を見ることができません。
持ち運びの際に外から見られてはいけない資料は少なくないですよね。印刷したメール、プロジェクトの社外秘の資料などなど……。不透明だとその点安心して持ち運べます。
ですが、この安心は時として自分へ不便をもたらします。外から中身を見ることができないということは、中に何を入れたのかいちいち中から書類を取り出して確認しないといけないのです。
その問題を解決するために両ファイルには油性ペンで書いて消せるメモ欄が用意されています。
例えばいわゆる「クリアホルダー」の形をしているドキュメントファイルの場合、開く部分を右になるように置いたときの上面左側にメモ欄が用意されています(写真グレーの部分)。
メモ欄は郵便ハガキを一回りほど大きくしたようなサイズです。Title、No、Dateの項目があらかじめ用意されていて、残りのスペースはドッド方眼のフリーメモスペースになっています。
インデックスシールはドキュメントファイルやインデックスファイルに貼ってはがせるノリ材を使用。ラベルシールも貼って剥がせるタイプで、表面がツルツルとした面、例えば瓶やボトルなどに使うことができます。
メモしている内容が必要ではなくなったときには消してまた使えるので、使い捨てを防ぎます。
ReTagシリーズを使って記事を書く
今回、この記事を書くために実際にドキュメントファイルとインデックスシールを組み合わせて使いました。
ドキュメントファイルのメモ欄の使い方ですが、Titleにはこの連載の名前「ブンボーグ大作戦!Bootleg」と記入。No.には連載回数、Dateには締め切り日と記事の公開日、自由に記入できるドット方眼スペースには作業工程をチェックボックス付きで書き、進捗がわかるようにしてみました。
私はいくつもの作業(番組編集や動画編集、記事執筆、家庭の仕事)を同時並行で行うことがあるので、それぞれの作業がどこまで進んだかを結構な確率で忘れてしまいます。ひどい時だと既に書いていた文章を忘れて改めて書いてしまたり……ということもありました。
そのため、進捗が一目でわかるのはとても助かります!
また、耐久性もあります。ファイル素材の厚さが0.5mmと一般的なクリアホルダーの2.5倍もの厚さで分厚く頑丈です。ファイル自体の強度面で使い捨てを防げるだけではなく、いつも資料が折れてしまいがちなリュックの中で1日中しっかりと中身を守ってくれました。
1つ欠点を言うならば、ファイル素材がしっかりとしているために中に入れられる資料の枚数が少なくなった点です。(従来のクリアホルダーでは、大量の紙を無理やり入れて本体を変形させつつ使っていました。そんな使い方をするのは私だけでしょうか?)
インデックスシールはドキュメントファイルの上部につけました。私の作業机のまわりにはラジオに関する資料、トークライブに関する資料、動画制作に関する資料、記事執筆に関する資料が散乱しています。
作業別にファイルボックスに入れて管理をしていますが、ボックス内は同じサイズのクリアホルダーやノートが入っていてとても見つけづらいのです。そんなときにインデックスシールが目印になってくれます。
この記事を書き終えたら消しゴムで文字を消し、次に記事のために使ってみます!
商品情報
【wemo】
●バンドタイプ
販売価格:税込 1,320円
サイズ:W45×H238×D8(mm)
材質:シリコン
●パッドタイプ
販売価格
[量販店限定]
S1枚 税込 880円
M1枚 税込 935円
S1枚+クリップ 税込 1,045円
L1枚 税込 1,265円
[Amazon限定]
S2枚 税込 1,320円
M2枚 税込1,430円
S2枚+クリップ 税込 1,540円
サイズ
S:W54×H85.6×t1.0(mm)
M:W90×H68×t1.0(mm)
L:W95×H140×t1.0(mm)
材質:シリコン
【ReTag by wemo】
●ドキュメントファイル
販売価格
[店頭]
1枚入り 税込 418円
[オンライン]
3枚入り 税込 1,100円
5枚入り 税込 1,815円
サイズ:W220×H310×t0.5 (mm)
材 質:PP+PET(文字記入可能部分)
カラー:ホワイト
●インデックスシール
販売価格
[店頭]
[M] 4枚入り 税込605円
[S] 4枚入り 税込550円
[オンライン]
[M] 8枚入り 税込1,100円
[S] 8枚入り 税込990円
サイズ:[M]W60×H20(mm) [S]W40×H20(mm)
材 質:PVC+PET(文字記入可能部分)
カラー:ホワイト(表面)、グレー(裏面)
今回記事内で実際に使用しご紹介した商品を列挙いたしました。
この他にもシリーズ展開されていますので、詳しくはwemoのWebページをご覧ください。
ブンボーグ大作戦!こぼれ話
2021年10月16日ひる12時からブンボーグ大作戦!番組1周年記念トークライブ行います
会場観覧:会場は東京・阿佐ヶ谷にある阿佐ヶ谷ロフトA 前売2,000円/当日2,500円
※入場料と別に 500円以上の飲食物のオーダーが必要です
配信観覧:ツイキャスを利用した配信を行います。通常配信1,500円/応援観覧2,000円
※通常配信・応援配信どちらも見られる内容は同じです。
※応援観覧はあなたからのお気持ちが含まれた価格となっております
※阿佐ヶ谷ロフトAのイベントページより購入することができます。
※コロナウィルス感染症の影響により、変更を余儀なくされる可能性があります。最新の情報はブンボーグ大作戦!Webページで発信していきますので、ご確認ください。
プロフィール
ふじいなおみ
1979年北海道札幌市生まれ。ラジオパーソナリティ/文房具プレゼンター
FM OZEで放送中のラジオ番組「他故となおみのブンボーグ大作戦!」のパーソナリティ及び制作・技術を担当。
他故壁氏さんとユニット「たこなお文具堂」として、文房具の楽しさを伝える活動を開始。
万年筆インク(中でもご当地インク)コレクターであり、2015年生まれの娘とともに学童文具の観察を行う。
【他故となおみのブンボーグ大作戦!】
群馬県沼田市のコミュニティFM「FM OZE」にて放送中の30分間文房具の話題だけをお送りするラジオ番組。
パーソナリティーは他故壁氏&ふじいなおみ。
放送時間は毎週日曜日19:30~20:00/毎週水曜日 14:00~14:30(再放送)
ラジオ(群馬県沼田市周辺のみ)の他、パソコンやスマートフォンでも局のホームページに設置されたプレイヤーやラジオ聴取用ソフト・アプリで聴くことができる。
詳しい聴き方は番組Webページへ
https://daisakusen.net/howto/
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