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【イベントレポート】銀座 伊東屋で「ROMEO」新製品のチタン製ディップペン体験会

文具のとびら編集部

伊東屋は、オリジナルブランド「ROMEO」から、チタン製ディップペン「ROMEO イニチウム 0.5 チタン」(税込82,500円)を2025年10月16日に発売。その発売に合わせて、10月16日(木)~10月19日(日)の4日間、銀座 伊東屋本店K.Itoya4階で、伊東屋メルシー会員を対象に、新製品をはじめとするROMEOの筆記具で筆記体験を楽しめる予約制イベントを開催中。同イベントにお邪魔して、注目の新製品をいち早く体験してきたので、その模様をお伝えしたい。

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耐久に優れたチタン製“つけペン”

「ROMEO イニチウム 0.5 チタン」は、筆記具の原点である“つけペン”を、航空宇宙産業や医療分野でも使われるチタンを素材として再構築したもの。始まりを意味する「イニシャル(initial)」から「イニチウム」と名付けた。チタン製ならではの優れた耐久性と扱いやすさが特徴で、金属製ながら22gという軽さを実現しているので、長時間快適に筆記することが可能だ。

3.jpg全身チタン製のつけペン。ペン先には、より強度の高い「64チタン」合金を使用。また、軸は純チタン製で、中が空洞となっているので22gという軽量なボディを実現している。


ペン先にはインクをキープするための8本の溝を施しており、インクを一度つけるとA4用紙1枚程度を筆記できる保持力があるという。またグリップ部には、握り心地を向上させるために12面カットを施している。細字のペン先で、画数の多い漢字も書きやすい。

4.jpgペン先には「ROMEO」の刻印と、チタンを意味する「Ti」の刻印も施している



木製(タモ材)の化粧箱入り。天面はペントレーとして使用できる。

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実際にインクを付けて試し書きをしてみた。チタンならではのカッチリとした書き心地が味わえ、ガラスペンと違って、「落としたらどうしよう」とか「筆圧をかけ過ぎてペン先が欠けたらどうしよう」といった心配をしなくてもいいのはありがたい。

会場には書写見本も用意されているが、細書きができるということから、画数の多い漢字の見本もあったので、それを見ながら筆記してみた。字の拙さはともかく、小さな5㎜方眼のマスの中にも、画数の多い漢字を書くことができた。ちなみに右上の漢字は、馬が3つ、鹿が3つで「ひょうそ(「馬が群れる・荒々しい・豪快なさま」という意味)」と読むそうだ。

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ボトルインクの単品販売も開始

また、2024年10月に発売された「ROMEO No.3万年筆」にセットされているボトルインクの単品販売も開始。20ml入りで、税込3,300円。

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インク色は、創造性や感性を引き出すようなパープルの「Lmagination」と、落ち着きと知性を感じさせるブラウンの「Concentration」の2色をラインアップ(写真は「ROMEO No.3万年筆」Mニブで筆記したもの)。「ROMEO イニチウム 0.5 チタン」との相性も抜群だ。

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このほか会場では、ボールペンや万年筆、多機能ペンなどROMEOの全筆記具を試筆できる。

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また、このイベント限定で「ROMEO No.3 ボールペン ミニ ネビュラ」も販売。とても華やかなボディだが、一つとして同じ柄はないそうだ。

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