ぺんてるは、シャープペン替芯ブランドを13年ぶりにリニューアルし、新ブランド「Pentel Ain（ぺんてるアイン）」として2023年1月30日(月)から順次発売する。芯径は0.2、0.3、0.4、0.5、0.7、0.9、1.3mmをラインアップ。各税込220円。


ぺんてるアインは、同社従来品の「なめらかさ」をさらに向上させた新ブランド。「強く、濃く、なめらかに」を開発キーワードとし、シャープペン替芯に求められる「折れにくさ」「濃さ」「汚れにくさ」などの基本品質を、すべて高レベルで実現しつつ「なめらかさ」に磨きをかけた総合力の高い製品に仕上げた。

なめらかさの秘密は、原材料に特殊なオイルを使用したため。この新製法により、筆記時には黒鉛と樹脂炭化物がなめらかに崩れるため、なめらかな筆記感が得られるのだという。

また、ケースには、スライドによる開閉が特徴的で芯が取り出しやすい新構造を採用した。同社では、このケースを開発するため、ケースから芯を取り出し、筆記するまでの動作の行動観察を36カ月、のべ300人以上を対象に行ったそうだ。その結果、ケースを傾けずに必要な本数を取り出すことができ、かつペンケースの中で誤って自然に開かないという誰でも操作しやすい新構造を実現した。


ケースデザインは、芯径や硬度などの購入時に必要な情報と、日常生活での在るべき姿を分けて考え、芯や黒鉛をイメージした「黒」を基本とした。使用時は、商品情報シールをはがすことで、シンプルで主張しない外観となるため、ペンケースやデスク周りにもなじむのが特徴となっている。