スケジュール管理が苦手な作家・兎原生美さんが考案した手帳「大人の時間割帳」。その新作として、B6サイズがこのほど発売された。公式通販サイト「うさぎの便利グッズ屋」で販売中。


「大人の時間割帳」は、小学生の時間割（6時間）と大人のスケジュール帳（バーチカル・ガントチャートなど）のいいとこどりをした手帳。左側にある時間割の1時間目・2時間目…のところに好きな項目を書いて、自由な使い方ができる。

2017年発売のA5サイズは6時間の時間割だったが、2022年新作のB6サイズは1段増やして7時間（中高生の時間割）タイプで登場。A5手帳からB6手帳にリサイズするにあたり、方眼を5mmから4.5mmに変更して、方眼を1つずつ減らすことで、枠内の記入スペースを確保してデザインを維持しつつ、7項目にすることに成功した。



従来通り、朝・昼・夕・夜などにするとざっくりしたバーチカルに、仕事の項目にすると進行と詳しい内容が同時にたっぷり書けるガントチャートに、家族の名前を書いたり健康管理などの項目を作ったりすることで項目分け手帳にもできる。

7項目になったことで、左側の項目部分を日付にして、上側に項目を書くことで、ウィークリーレフトに近い使用感の時間割にもできる。小さめサイズのB6ウィークリーレフトを使っていた人にも適している。

また、日付の段＋7項目で8段使えるようになったことで、見開き2週間×3項目にもでき、先の予定まで俯瞰できて効率的なざっくりバーチカルとして使うことも可能。

日付がない枠のみのノートタイプで、１年分が4分冊で軽く持ち運びできる。月曜日始まりにも日曜日始まりにも対応でき、繁忙期だけの使用やサブの手帳としての使用にも向いている。



表紙は、ビーズ作品のうさぎが並んだ「うさぎのがっこう」と、ブルーグレー色の「アッシュ」の2種類。

「うさぎのがっこう」は福岡の立体ビーズアーティスト、3Dよーこさんとコラボレーションした。来年2023年が卯年のため、うさぎの便利グッズ屋のキャラクターとその仲間のうさぎ24匹を、すべてビーズを編んだビーズステッチで作って実物に近いサイズで写真撮影したという。2冊セットが税込1,980円、4冊セットが同3,740円。

「アッシュ」は、平和紙業のFSC森林認証紙「ディープマット アッシュ」を使用した。比較的傷が目立ちにくい紙のため、スポーツジムなどのトレーニングの記録用にも適している。2冊セットが同1,760円、4冊セットが同3,300円。

どちらも、時間割枠を25枠に増やしたことで、2年分のマンスリーや、1年分のダブルタイプのマンスリーとしても使えるようになった。本文用紙は、筆記性に優れた淡クリームキンマリを使用している。