印刷会社の研恒社は、展開している文房具ブランド「kaku souvenir（カク スーベニア）」から新商品として、四季をモチーフとした一筆箋「mutsugami（ムツガミ）」を2021年6月11日に発売した。税込660円。

新製品「mutsugami」は、同社が展開している文房具事業「kaku souvenir」から生まれた製品。これまで販売した「73色の風景を包んだノート」「書きごこちを92回楽しむメモ」「４つの糸でおりこんだノート」に続く、第4弾目。

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今回は‟おうち時間‟や手紙文化を背景に、一言手書きで添えることができる一筆箋を展開する。それぞれ6種類の異なる用紙を1冊にまとめた。1000種類以上の用紙から、筆記における実用性のバランスと季節に合った視覚的な美しさを考慮し選定した。
カラーバリエーションは日本の四季をテーマに展開し、春の春眠（しゅんみん）・夏の薫風（くんぷう）・秋の桐一葉（きりひとは）・冬の霜柱（しもばしら）を用意。

さらに同製品の特長の一つとして、その製本方法があげられる。各季節をモチーフにした6種の用紙の美しさが一目で分かるよう、各用紙の層が段々に製本されており、この特徴ある製本は、職人が一冊一冊丁寧に手づくりしている。

本体サイズは76×199×4㎜。各種用紙6枚綴りで、1冊36枚入り。
本文用紙は多様なユーザーに合わせ無地仕様にした。筆記のガイドとして7㎜と10㎜の横罫を印刷した下敷きを同梱している。

自宅で過ごす時間が増えている昨今、大切な人への贈り物に一筆添えたり、直接会えない遠方の人にお便りを送ったりなど、手書きのニーズも増えている。同社では「新製品『mutsugami』が、そのような『書く』時間をより豊かなものにする一助になればと考えています」としている。