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【新製品】銀座 蔦屋書店と中屋万年筆のコラボ 2本限定の万年筆「昇龍に蔦蒔絵 十角TWモデル」

銀座 蔦屋書店は、万年筆ブランド「中屋万年筆」とのコラボレーションで制作した万年筆「昇龍に蔦蒔絵 十角TWモデル」を2021年2月5日から店頭で販売を開始する。2本のみの限定販売、価格は1本税込33万円。


銀座 蔦屋書店と手作り万年筆をつくる中屋万年筆がコラボレーション。アートピースとしての美しい万年筆「昇龍に蔦蒔絵」を制作した。

古くから縁起が良いとされる「龍」と、永遠を表す「蔦の葉」を中屋万年筆の中でも特徴的な十の角がある軸に描いた。
「龍」は銀粉を乗せた上に朱合い漆で溜塗を施す"付け描き透かし"という技法により、漆の色合いがよく見える立体的な作品に仕上げた。

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一方「蔦の葉」は溜塗りに黒漆を重ね塗りし、モチーフをぷっくりと盛り上げた"夜香蒔絵"と呼ばれる伝統的な工芸の技術で表現。
立体感と繊細な線が感じられ、また時間の経過とともに下地の碧溜が明るくなり、より一層モチーフの蔦の葉が際立って見える。

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軸にもこだわっており、万年筆をつくる工程でもとても難しい技を必要とする十の角を研ぎ、さらにそのラインにひねりをいれた。研ぎすぎると丸くなってしまうため、熟練の技が必要だという。
手作り万年筆ならではの繊細な表現やぬくもりを感じさせる「昇龍に蔦蒔絵」。龍の表情や、使われている漆の色合いを眺め、贅沢な時間を過ごすことができる。

なお「中屋万年筆」とは、万年筆職人としてプラチナ萬年筆の製造工場に40年以上勤務した職人が立ち上げた万年筆ブランド。オーダーメードの万年筆づくりや、ペン先調整などをおこない、一人一人の手にぴったりの書き心地を提案している。

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