LIHIT LAB.は、直線刃の2枚刃を搭載することで直進性と裁断力の向上を図ったA3用紙対応の「コンパクトスライドカッター」を2020年4月28日に発売する。税抜4,500円。

カッターマットや紙台が大きくて置く場所に困るという不満の声から、同社では2019年2月に二つ折りにできるA4用紙対応の「コンパクトスライドカッター」を発売し、好評を得ている。さらに今回、A3用紙が10枚まで裁断できるスライドカッターを追加し、コンパクトスライドカッターのシリーズを拡充する。

A3タイプのコンパクトスライドカッターは、A4タイプの裁断枚数がコピー用紙5枚に対して10枚まで裁断できるのが特徴。直線刃については円形の刃を回転させる軸を接地面から斜めに取り付けることで、刃の蛇行が軽減できる「キャスター角機構」を採用し、ブレずにまっすぐ裁断できるように工夫した。

直線刃は、前の刃の切り残しを後ろの刃がカットすることで最大10枚まで裁断可能。裁断時にしか刃が出ないカートリッジ式なので、直接刃に触れることなく安全に裁断や交換が行える。

さらに、スライダーが紙台から上下に飛び出る仕様なので紙台のサイズを小さくすることに成功した。折りたたむとA3サイズよりも小さくなるので、一般的なファイル棚（奥行き340mm以上）に横向きで収納することができる。