日本能率協会マネジメントセンター（JMAM）は、臨時休校期間による生活リズムの乱れに不安を抱える家庭に向けて、手帳のテンプレートを無料でダウンロードできるサービスを開始した。ダウンロード期間は2020年3月16日～4月12日。

休校中の学習計画や体調管理のためのサポートツールとして活用できる"手帳"。公開したのは「マルチタスクタイプ」、「週間ブロックタイプ」、「週間バーチカルタイプ」の３種類。年齢やライフスタイルによって使い方も異なるため、それぞれのテンプレートに合わせて使い方のポイントも紹介している（ダウンロードページはこちら）。

マルチタスクタイプは、約2週間分の予定を項目ごとに書き分けできるのが特徴。小学校低学年くらいの子どもと、その保護者の方におすすめのフォーマット。

学習計画や予定を項目ごとに分けて書くことで、分かりやすく行動に移しやすい見た目に。書いた内容が実行できたら、〇をつけたり、シールを貼ったりすることで、達成したものが見やすく、自信にもつながりそう。

週間ブロックタイプは、1日のやることを見やすくリストアップできるのが特徴。初めて手帳を使うひとや、手軽に使ってみたいひと、小学校中学年くらいまでの子どもにおすすめ。

宿題などの「やらなければいけないこと」や、「やりたいこと」、「お手伝い」などを記入し、実行できたら左端の□マークを塗りつぶしたり、シールを貼ったりすることで、できたことが分かりやすくなる。
フリースペースには1日を振り返って印象に残ったことを書いて記録するのも良さそう。保護者がコメントを書くことで親子のコミュニケーションツールとしても役立つ。

時間ごとに細かく計画を立てられる週間バーチカルタイプ。手帳を使ったことがある人、細かく計画を立てたい人、小学校高学年や中高生におすすめ。


勉強する時間を決めて四角で囲み、科目を書けば時間割のように活用できる。また、下の空きスペースには、ひとこと日記や1週間の学習内容などを書き込んで活用可能。

なお、手帳テンプレートはすべてA4サイズでの印刷を推奨している。