伊藤手帳は自社ブランド「ユメキロック」から2019年9月27日に発売した「セパレートダイアリー2020年版」をファスナー付きビニール袋に梱包して発送することを発表した。ファスナー付き袋で梱包するのは、ECサイトでの購入分。

ユメキロックではこれまで、セパレートダイアリーをセロハンシートで包装していたが、セロハンシートは包装から取り出した後捨てられてしまう点や、接着部分を剥がすのが面倒といった点など、ゴミ削減やユーザー利便性の観点に課題があったため、より適した梱包方法はないかと検討していたという。

今回、商品輸送時の損傷を防ぎ、商品を取り出した後も捨てずに利用できる、ファスナー付きビニール袋を採用。2020年版の販売から試験的に導入することとなった。
これにより同社は、セロハン包装1トンの削減を目指している。今後も手帳の製造から梱包をワンストップで行うメーカーの責任として、様々な方法でゴミ削減問題に取り組む予定。

セパレートダイアリーは、中心部が上下で分かれる仕様の手帳。月間・週間・1日・ガントチャートがそれぞれ上の段と下の段で独立したペー ジ構成になっており、求める情報を上の段と下の段で表示できるため、手帳をめくりながら情報を探す必要がなくシステム手帳近い感覚で使うことができる。

ラインアップは3種類。月間予定と週間予定を上下で一度に確認できるウィークリー＆マンスリー版、月間予定と1日の予定を細かく書き込めるデイリー＆マンスリー版、2カ月分の予定を上下で一度に確認できるマンスリー＆マンスリー版。