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【新製品】食品表示法への対応など、食品業界を取り巻く環境変化に対応した「感熱ラベルプリンタ」

マックスは、感熱ラベルプリンターの新商品ラインアップとして、2020年4月に完全移行となる食品表示法に対応したベーシックモデルやHACCP(ハサップ)に沿った衛生管理に役立つ食材管理専用モデルなど感熱ラベルプリンー「LP-500Sシリーズ」全4機種を2019年6月27日に発売する。

2015年に施行された食品表示法の完全移行が2020年4月に迫っている。食品業界では、食の安全と健康意識の高まりを背景に、アレルギー表示のルールの改善や栄養成分表示の義務化など、記載内容が複雑化した食品表示法に対応するため、ラベルプリンタの普及が進んでいる。一方で、当社実施の食品表示法セミナーに参加した食品加工業者からは、パソコンを必要とせず、ラベルプリンター本体のみで作成から印刷までが可能な機種への要望や、新しい食品表示法への具体的な対応を懸念する声が多くあった。

今回発売する感熱ラベルプリンター「LP-500Sシリーズ」は、感覚的に操作しやすいようフルカラーの4.3インチ液晶タッチパネルを搭載し、パソコンがなくても、ラベルプリンター本体のみで食品表示法に則ったラベルの作成が可能。製造現場でも使いやすいよう、手袋をした状態でも操作ができる加圧式タッチパネルを採用した。また、別売のリモートラベル発行ボタン「LP-PB500」を使えば、離れた場所からラベルの発行が可能。さらに、別売のラベル作成ソフト「楽らくラベルPro」を購入したユーザーには、ユーザーのラベルデータ作成をサポートする「食品表示ラベルデータ作成サービス」や「食品表示ラベル診断サービス」を提供する。

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なお「LP-500Sシリーズ」は、食品表示法への対応が急務の菓子市場(和・洋菓子店)をメインターゲットとしながら、食材管理情報の記録としてHACCPに沿った衛生管理をサポートする食材管理専用モデルや、賞味(消費)期限表示のヒューマンエラーを軽減する日付専用モデル、バーコード専用モデルの全4機種展開により、小売・外食分野のユーザーの環境変化に幅広く対応する。価格はベーシックモデルが税抜130,000円で、その他3機種はオープン価格となっている。

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