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【ニュース】ゼブラがマルチペン活用術を話し合うユーザーミーティング開催

ゼブラは、一本で複数のペンが使える「マルチペン」(多機能ペン)を日常的に使っている学生・社会人の男女17人に集まってもらい、普段の仕事や生活の中でのマルチペン活用術について話し合ってもらうユーザーミーティングを、 2019年3月15日に開催した。司会は手帳評論家の舘神龍彦さん。

ミーティングでは、前半に参加者1人ずつマルチペンの使用目的や具体的な使い方を発表。後半では舘神さんからマルチペンの必要性や活用法について参加者に問いかけ、議論を展開した。その中で、次のようなことがわかった。

①マルチペンは「携帯性」「情報整理力」「安心感」があることがメリット
マルチペンのメリットを参加者に尋ねると、「複数のペンを一本にまとめておけるマルチペンは、移動の際に荷物が少なくて済む」「たくさんの情報を色分けして整理できる」「ペンをいちいち持ち替えなくて良いので動きがスマート」などの意見が出た。
具体的には「複数の大学で講師をしていて移動が多いのでマルチペンだと身軽」「女性の服はポケットが少なく多くのペンを入れられないからマルチペン1本入れておく」などのシチュエーションが語られた。また、ボールペンとシャープペンの両方があると「どちらかが急に必要になった時でも安心できる」という意見や「実際にマルチペンが一本だけポケットにあって助かったことも」というコメントも。

②仕事や家事など複数のタスクの管理に便利
マルチペンでどんな情報を書いているかを尋ねると、「仕事」「趣味」「家庭」「勉強」など様々なタスクの整理に使っている人が多かった。「副業の時も使う」という人もいた。一本で持ち替えずに色分けして書けるマルチペンは、1人で何役もやることがあって多くの情報を整理する必要がある人にとって重宝するようだ。なかには「用事の種類をペンの軸に記入しておいて用事別に書き分けている」という人も。

③色分けの方法や目的も様々
参加したユーザーの職種は、事務や人事、 ITエンジニア、営業、広報など様々で、それぞれの職場で自分なりのルールを決めて使用している様子が伺えた。「相手の話は黒で書いて自分のTo Doは緑で書くことで、後でやり忘れないようにしている」「客観的事実は黒で、主観は青で書いて考えを整理する」「仕事の相手によって色分けしている」「転職活動で履歴書送付の宛名は黒、『履歴書在中』を赤色で、相手にもらったプリントに補足を書く時はシャープペンと使い分ける」などの活用法が語られた。
また、「体調のログを取っている」人や「お金の支払い方法別に色分けして記録」という使い人も。「ノックボタンの色の配置を体で覚えていて、手元を見ずに色を切り替えることができる」というハードユーザーの意見もあった。色分けして書くことのメリットとして「後で情報を検索しやすい」という意見には参加者の多くが納得。

④シャープペンが一緒になったマルチペンが人気
マルチペンに内蔵されたシャープペンの使い道は、「自分の予定は変更になっても書き直せるようシャープペンで書く」「役所でもらった公文書に補足情報を書き込みする」「まだアイデアレベルの思考を整理するのに書いたり消したりする」「広報でメディアを回る時に記者のメモはシャープペンで」などが挙げられた。
また、「電話や議事録など速記をするのにボールペンだとかすれる心配がある」「ボールペンだとフィルム付箋など意外とインクが乗らない紙があるがシャープペンはだいたいのものに書ける」「いつでも消せるという安心感。いざという時にないとストレス」など、ボールペンにはない意外なメリットも見えてきた。

⑤デジタル社会の中での手書きの必要性
参加者の中にはアナログの手書きである必要性を訴える人も複数いた。システムエンジニアの参加者は「情報セキュリティ上、デジタル端末を持ち込めない部屋でもペンと紙は持ち込める」との状況を説明。また別の参加者は、「スマホに入力するのではなく、手でカリカリ書くことで五感を使って自分の中に情報を落とし込める」といった手書きそのもののメリットを語った。

司会の舘神龍彦氏の分析
「『手帳・ノートは、パソコン、スマートフォンに続く第3のスクリーンである』と、著書『手帳と日本人』でも仮説としてとなえたが、マルチペンはそこに情報や思考を書き写すために重要な役割を果たすことが今回のミーティングで見えてきた。 マルチペンは1本の中に複数の機能が含まれており、たくさんのペンを入れたペンケースのようなもの。 だからいつでもどこでもアイデアを書き留めたり仕事をしたい人に求められている。ペンは身体の延長であり、手書きをすることは情報を自分にフィードバックすることでもある。多くの人に自分に合ったマルチペンを見つけてほしい」


おすすめマルチペン
ゼブラ 「デルガード+2C」

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強い筆圧をかけても芯が折れないシャープペン機能付きの最新マルチペン(関連記事はこちら)。エマルジョンインク搭載のボールペン黒+赤(ボール径0.7mm)とシャープペン(芯径0.5mm)の3機能で、予定の書き分けや用途に応じた使い分けにも活躍しそう。軸色はレッド、ブラック、ブルー、ホワイトの4色で、価格は各税抜1,200円。
ユーザーミーティングでも「移動中立って書く時に不安定なので芯が折れないのは心強い」「マルチペンについているシャープペンはよく芯を折っていたのでありがたい」「筆圧が強い自分はデルガード単体を使っていたのでマルチペンも使ってみたい」「安心してシャープペンを使う機会が増える」と大好評!

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また同社は、ユーザーミーティングに加えて実施したインターネット調査の結果も発表した。結果は以下の通り。

Q1.マルチペンを使う理由は? (複数選択)
「情報の色分け」「持ち運びしやすさ」が主な理由。

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Q2.マルチペンの使用頻度は?
ほぼ毎日使っている人が多い。

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Q3.何についての情報を書いていますか? (複数選択)
「仕事」「趣味」「家庭」などについて書いている人が多い。

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Q4.「何についての情報を書いていますか?」で一人が選択した項目の数
一人で何役もの情報を記載していることがわかる。

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Q5.マルチペンのシャープペンの用途は? (複数選択)
「メモ」や「書類の下書き」「アイデア出し」が多数。

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Q6.主に使っているマルチペンの機能は?
たくさんの機能がついているものが使われている。

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Q7.マルチペンのシャープペンの芯が折れやすいと思ったことはありますか?

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<アンケート概要>
方法:ウェブ調査  対象:マルチペンを使っている人173人 10~60代男女
期間:2019年3月7日~13日

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