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【ニュース】銀座伊東屋 横浜元町で「カクテルインク」サービスがスタート!

横浜市元町のショッピングストリートに出店している「銀座伊東屋 横浜元町」は、オリジナルインクが作れる「Cocktail Ink(カクテルインク)」(45ml、税抜1,600円)のサービスを、2019年2月19日から行っている。

「カクテルインク」とは、まさにカクテルのように数種類のインクをブレンドして作るもの。2000年に誕生し、伊東屋丸の内店で2011年まで展開していたが、同店が閉店したあとはしばらくお休みとなっていたので、この日を待ち焦がれていたファンは多かったことだろう。再開にあたり、人気の高かった色を中心にバリエーションを見直しているという。「カクテルインク」が始まってからの反響は大きく、作ったインクの写真をSNSにアップする人も少なくないようだ。

2.jpgカクテルインクのオーダーを受け付けているカウンター。まるでバーカウンターのようだ。

カクテルインクを作る手順は、①メニューから好きなインクの色を選ぶ②お店のスタッフが目の前でインクをブレンド③ボトルにラベルを貼り、専用のボックスに入れてできあがり。選べるインク色の種類は実に50種類。今回は、その中から一番人気の「元町ブルー」を作ってもらった。

3.jpgメニューの中から好みのインク色を選ぶ


4.jpgカリグラフィーペンで書いた見本も用意、これを見ればインクの濃淡の比較もできる。


5.jpgこちらのボトルにインクが入る


6.jpgお店のスタッフがインクを注入してブレンド。ちなみに、「元町ブルー」は3種類のインクをブレンドしている。


7.jpgブレンドしたあとにステア(混ぜる)をして、これでインクが完成。


8.jpgフタとボトルにラベルが貼られ(ラベルには作った日付を記入)、ボックスに入れてもらいインクを受け取る。


「元町ブルー」は、やや緑がかった青色で、その筆跡はとても美しい。「山の上から見た海の色」というイメージで作られた色で、海面に山の緑色が映っている様子からこういう色味になっているそうだ。「横浜ならではの色を求める方が多いので、『元町ブルー』のご注文は圧倒的に多いです」と副店長の平山翔太さん。


9.jpgできあがったインクを試し書き


10.jpgこちらの試し書き用の用紙(非売品)とガラスペンはインクを選ぶときに利用できる

横浜をイメージした色では、このほか「山下公園」というインクも用意。チャコールグレーのような色だが、山下公園を空から見たイメージで作られた色なのだという。ちなみに、カクテルインクにはブラック系のインクも充実しているので、それを評価する人も少なくないようだ。今のところ、横浜をイメージしたご当地インクはこの2つだけなので、ぜひ種類を増やしてもらいたい。「横浜中華街レッド」なんていかがだろうか?

13.jpg渋いグレー系の「山下公園」もおすすめのインクだ


「カクテルインク」コーナーのある3F売り場では、先日紹介したオリジナル万年筆が作れるサービス「My Mighty(マイ マイティ)」も展開しているので(こちらの記事を参照)、この万年筆とカクテルインクを一緒に注文していく人が多いとのこと。また同店では、オリジナルノートをオーダーできる「ノートクチュール」のサービスも1F売り場にあるので、万年筆、インク、ノートの3点セットで揃えてみてもいいだろう。

11.jpgマイマイティ万年筆


12.jpg「元町ブルー」と同じ色味になるように選んだマイマイティ万年筆とノートクチュールのスケッチブック。この3点セットでカラーコーディネートを楽しむのもおすすめ。

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