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【ニュース】銀座伊東屋 横浜元町でオリジナル万年筆が作れるサービス開始

横浜市元町のショッピングストリートに出店している「銀座伊東屋 横浜元町」は2018年11月28日(水)から、オリジナル万年筆が作製できる「My Mighty(マイ マイティ)」のサービスを開始した。その場で好きなパーツを組み合わせて自分だけのオリジナル万年筆が作れるというもので、伊東屋では初の試みとなる。

2018年9月19日にオープンした銀座伊東屋 横浜元町は3フロアからなる路面店で、銀座本店のコンセプトを踏襲したスタイルで売り場を展開している(オープン時の記事はこちら)。1F売場「DESK(お仕事道具)」では、オープン当初から、好みの中紙と表紙を組み合わせてオリジナルノートを製本する「Note Couture(ノートクチュール)」を展開しているが、今回「マイ マイティ」のサービスがスタートしたことで、ペンとノートの両方で自分好みのオリジナル品が作れるようになった。


2.jpgマイ マイティ」は、高級筆記具がずらりと並ぶ3F売場「TREAT(とびきりのご褒美)」で展開している。同店スタッフの鳥越貴子さんによると、「『マイティ』は、かつて伊東屋で展開していたブランドで、当店のオープンに合わせて復刻しました」という。伊東屋オリジナルブランドの代表的なものに「ロメオ」があるが、「マイティ」はその兄弟ブランドとして大正時代に誕生したもので、高級なイメージがある「ロメオ」に対して、日常使いに最適なカジュアル感のあるブランドだったという。「マイティ万年筆」は大正5年(1916年)に発売されており、シンプルかつリーズナブルな万年筆だったようだ。

3.jpg大正時代の「マイティ万年筆」の広告。価格は1円90銭~2円50銭となっている。

実は、今回のサービス開始に先駆けて、組み立て式ではない「マイティ万年筆」(下写真)がオープン時から発売されている。かつての「マイティ」を継承して、飾り気のない非常にシンプルな万年筆だ。発売当初は同店のみでの販売だったが、今は伊東屋各店でも販売している。

4.jpgブラックとブルーの2色で、ペン先はFのみ。価格は税抜7,000円。

さて、「マイ マイティ万年筆」は、8つのパーツそれぞれで好みのものを選んで作るのだが、樹脂パーツの色は8色、金具の色は3色、スチール製のペン先(ニブ)は2種類から選べるので、組み合わせのパターンは実に多彩だ。

5.jpg6.jpgトータルでの価格は税抜8,000円~10,000円程度。インク補充はコンバーターのみ。

「マイ マイティ」コーナーには、シミュレーション台を設置している。まるでパズルをするように、各パーツを選んで台にはめ込んでいくのだが、これを使えば仕上がり具合がイメージしやすい。

7.jpg8.jpgまずはペン先を付けた状態で。


9.jpg10.jpg続いて、キャップをはめた状態。


色数が豊富なので、選ぶか迷う人も多いはず。そういう人には、お店のスタッフが丁寧にアドバイスしてくれるそうだ。「ターコイズ、イタリアンベージュ、白、ダークグレーがよく使われている色ですが、特にイタリアンベージュと白が他と合わせやすい色でおすすめしています。もちろん、好きな色をメインに使われた方がいいですが」と鳥越さん。ちなみに、金属パーツでは高級感が出しやすいローズゴールドが人気だそうだ。

14.jpg選ぶパーツが決まったら、「確認シート」に記入してお店のスタッフに渡す。


11.jpgお客さんが選んだパーツを引き出しの中から取り出してスタッフが組み立てる。
「空いていれば30分でお渡しできます」という。


12.jpg完成見本。キャップ部分に名入れもできる。

初日から多くの人がオリジナル万年筆作りを楽しんでいるそうで、作った万年筆を写真に撮ってSNSにアップする人も多く、SNSを介して口コミ的に広まってきているという。万年筆ファンはもちろん、シミュレーションをしているうちに作ってみたくなるという初心者の人もいるそうだ。自分用だけでなくギフト用にもうい1本選んでいくという人もいるとか。税抜500円で名前も入れられる。

「自分が選んだパーツが実際に万年筆になって出てくるので、満足感が高く、完成品をお渡しすると皆さんとても喜んで下さいます。ぜひ、気軽に楽しんで下さい」(鳥越さん)。

なお、2019年2月からは、オリジナルインクが作れる「Cocktail Ink(カクテルインク)」のサービスも、同フロアでスタートする予定。これは、バーでカクテルを頼むように、オーダーしたインクをその場で調合してくれるもの。かつて伊東屋で2000年~2009年までに展開したものを、リニューアル・復活させるのだという。自分好みの万年筆に同じく自分好みのインクが入れられるのは非常に魅力的なので、今から楽しみだ。

13.jpgこのカウンターで「カクテルインク」を展開する予定。

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