JR九州東京支社では、2011年から社員による手書きの月刊フリーペーパー「鉄聞」を発行しているが、制作スタッフの「JR九州の楽しい列車を多くの方に知っていただきたい」という想いが実を結び人気となっている。2018年8月24日には65号「熊本の旅」を発行したばかりだ。人気の要因のひとつが色鉛筆で描いた列車のイラストで、JR九州商事ではこのイラストを使用した文具を商品化しており、2018年7月8日には一筆箋「JR九州列車いっぴつせん」を鉄道グッズ専門サイト「鉄コレ！」（https://tetsucolle.com/）や東急ハンズ博多店ほかで発売した。

「JR九州列車いっぴつせん」のデザインは、九州北部豪雨の被災から1年ぶりに久大本線全線での運転を再開した「ゆふいんの森」（横書き）と、蒸気を上げながら力強く走る「SL人吉」（縦書き）の2種類。それぞれ4柄のイラストが描かれており、裏面には列車のちょっとした情報も掲載されている。サイズは171mm×83mm。各税込324円。

また、「JR九州列車マスキングテープ」第1弾6種類、第2弾6種類の合計12種類も好評販売中。第1弾は15mm×10mの「ゆふいんの森」「指宿のたまて箱」「九州新幹線」、20mm×10mの「ソニック」「かわせみ やませみ」「ＳＬ人吉」。第2弾は15mm×10mの「Ａ列車で行こう」「海幸山幸」「ハウステンボス」、20mm×10mの「或る列車」「いさぶろう・しんぺい」「はやとの風」。価格は15mm×10mが各税込302円、20mm×10mが税込367円。