パイロットコーポレーションは、2016年から海外市場で先行発売している新開発の「CSPインキ」を装填した油性マーカー「パーマネントマーカー100」「パーマネントマーカー400」を国内で5月8日から販売する。税抜各100円。

配合している添加剤によって皮膜がペン先を覆う新開発の「CSPインキ」を搭載したのが特徴。キャップを開けたままの状態でもインキの揮発を防ぐ。非浸透面への密着性にもすぐれており、筆跡の濃い、低価格で高性能な油性マーカーとなっている。ちなみに「CSPインキ」の“CSP”は、Controlled Surface Properties（表面特性を調整した）の頭文字。

筆記時に覆っていた皮膜が破れるため、24時間以内であればキャップを外していても筆記することができる（とはいえ、使用後は必ずキャップをしめることを推奨）。また、プラスチックやビニール、ガラスなど非浸透面へのインキの密着性が高いため、しっかりと書くことができ、擦れにも強い。インキが広がりにくい配合で、インキ色素が筆跡から広がらずに留まるため、筆跡が濃く見え、鮮やかな色調で書き込める。このような特性から、日常の筆記はもちろん、キャップを開けたまま繰り返し筆記する業務用途にも向いている。

ペン先は中字丸芯（パーマネントマーカー100）と中字平芯（同400）の2種で、インキ色はブラック、レッド、ブルーの3色。キャップは本体軸に後ろ差し可能で、インキの溶剤は、匂いの少ないアルコール系。

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