1. イベント
  2. 【イベント】「第2回 東京インターナショナルペンショー」が盛況!

【イベント】「第2回 東京インターナショナルペンショー」が盛況!

筆記具・インク・紙にまつわるモノやコトが大集合する「第2回 東京インターナショナルペンショー」(主催:東京インターナショナルペンショー実行委員会)が、 2019年10月5日、6日に東京・浅草の東京都立産業貿易センター台東館4Fで開催された。朝早くから会場前に行列ができるほどの大盛況となり、“万年筆ブーム”や“インクブーム”のすごさを改めて実感したイベントとなった。

104.jpg「東京インターナショナルペンショー」は、「かく(書く・描く)」をキーワードに筆記具のモノやコトを集めたイベントで、 メーカー・ショップ・個人がその垣根を越えて大集合。デジタル化の進む今こそ、アナログな「かく」という体験を通し、 次世代へ「かく」事の素晴らしさを伝え・広め・残すことを目的に開催しているもの。会場では、筆記具・インク、紙のメーカー ・ショップなどがブースを設け、各社のオリジナル商品や会場限定商品などを販売。ワークショップやセミナー等も連日実施した。2回目の開催となった今回は前回を20社ほど上回る70社が出展し、さらに規模を拡大しての開催となった。

P30.jpg

万年筆組立教室(左)とインクプロデューサー・ライターの武田健さんによる「インクブレンド体験会」


また、前回に引き続き、今年もペンショー限定インクを販売。今年のショーのテーマである「ペンギンのティーパーティー」をキーワードにインクを製作しており、「Highness’ Black Tea(女王陛下の紅茶)」と「Noble Green Tea(殿下の高貴な緑茶)」の2色を用意した。どちらも200個限定で、各日100個ずつ販売した。

P28.jpg
会場には、万年筆ファン・文具ファンが大勢訪れ大盛況となっていた。各ブースの限定商品をいち早く手に入れようという人が多かったのか、朝早くから会場前に長蛇の列ができるほどだったという。海外、特にアジアからの来場者も目立ったそうで、ネットでは入手できない商品をチェックしていく人も多かったようだ。

101.jpg①高級筆記具ブランド「TACCIA(タッチア)」(ナカバヤシ)では、万年筆の新コレクション「ツイードLEコレクション」「角立LEコレクション」をお披露目②セーラー万年筆が米国の雑誌で賞をとった海外限定万年筆「プロフェッショナルギア OCEAN(オーシャン)」を特別展示③セキセイの蒔絵万年筆「雅風」④エボナイト万年筆の笑暮屋は、会場限定万年筆「MATCHA GREEN」「TEA BROWN」を販売⑤ブングボックスが笑暮屋とコラボしたオリジナル万年筆「歌舞伎者」⑥金属素材を削り出して加工した米国「SCHONDESGN(ショーンデザイン)」の万年筆⑦文具館コバヤシのオリジナル万年筆「静岡茶」。低重心で、なおかつペン先に装飾を施さないことで、金ペンらしい柔らかな書き心地を実現しているという⑧雅流YachingStyleはガラスペン万年筆の新シリーズ「Dainty(デインティー)」シリーズなどを訴求⑨プリコは、GeckoDesignのガラス製インク容器「Inkwell(インクウェル)」と「Ovall Inkwell(オーバル インクウェル)」、各種ガラスペンを出品。


102.jpg①セーラー万年筆の100色インク「インク工房」の試し書きができるコーナーを用意②「TACCIA」の新インク「浮世絵インク」③プリコはオーストラリアのインク「Robert Oster」を紹介④ナガサワ文具センターのオリジナルインク「Kobe INK物語」がずらり、新色の「兵庫津ヒストリーブルー」と「名谷コスモスレッド」も⑤長崎の美しい風景をインクにした石丸文行堂の「長崎美景 インク」は、中のボトルが見えるパッケージにリニューアル⑥キングダムノートのオリジナル新インク「新宿5景」は「副都心ブルー」「横町レッド」「大ガードグリーン」「歌舞伎町ネオン」「ゴールデン街」の5色。新宿副都心からキングダムノートの店舗を経由して夜の街へと消えていくというストーリーをイメージしているという⑦「TAG STATIONERY」のオリジナルインク「京の音」の新色「萌黄色」は鮮やかなライトグリーン⑧雅流YachingStyleの「ジュエリーインク」はボトルもまるで宝石のようだ


103.jpg①山本紙業は国内初お披露目となる「万年筆推薦紙見本帳」を販売②神戸派計画の「正方形ダイアリー」③世界各国の素材を表紙に使い、製本まで手作業で仕上げたというテルコ雑貨の「クロリノート」④カミテリアは、白色度98%の紙を使用したインク見本帖「inknocci」を開場限定で販売⑤あたぼうの人気商品「飾り原稿用紙」と初登場の「はがき原稿用紙」⑥+lab(プラスラボ)新製品のクリップのように紙にはさんで使うのりなし付箋「伝書クリップ」⑦切符の印刷を手がけてきた山口証券印刷が展開するブランド「Kumpel」も出展し、硬券切符と同じ素材を使ったノートなどの紙製品を展開⑧「文具沼注意」「インク沼」などユニークな印面が並ぶナガサワ文具センターオリジナルスタンプの数々⑨レザーのブランド「dünn」は、「毎日、文房具。」が企画・製作した「DIALOG NOTEBOOK( ダイアログノート)」専用カバーを販売。

【文具のとびら】が気に入ったらいいね!しよう