文具の展示・実演・ワークショップを行う恒例の文房具イベント「みちくさ市ブングテン28」が、2019年6月16日(日）11：00～16：00に、東京・雑司ヶ谷の雑司が谷地域文化創造館（千登世橋教育文化センター内）で開催された。同イベントには、本サイトに『文房具百年』を連載している、アンティーク文具コレクターのたいみちさんも出展。『文房具百年』で紹介しているアンティーク筆箱コレクションの数々を展示した。

＊文房具百年 #13「筆箱 その1」
＊文房具百年 #14「筆箱 その2」

ずらりと並んだ筆箱の数々。たいみちさんは『文房具百年』の中で、その一つひとつを詳しく解説しているので、興味のある方はぜひそちらをご一読いただけたらと思う。実は、6月20日に公開予定の「筆箱 その3」に登場する筆箱もフライング？で展示していたとのこと。この中のどれがその筆箱なのか、それも楽しみにお待ちいただきたい。

「筆箱 その1」で紹介されていた紙の筆箱


「筆箱 その2」で紹介されていたセルロイドの筆箱


同じく「筆箱 その2」で紹介されていた鉛筆型筆箱

また、たいみちさんの展示のお隣では、消しゴムはんこ作家の木木屋さんが、「箔で遊ぼう」と題して、ホイルフレークとグルーで測量野帳などをデコるワークショップを行っていた。のりを塗った消しゴムはんこを捺して、その上に箔を付けると写真のような素敵な野帳が完成する。