1. 連載企画
  2. ぶんぐるめ
  3. 【ぶんぐるめ】神田神保町の老舗画材店でいただく「文房ドッグ」と至福のタルト

【ぶんぐるめ】神田神保町の老舗画材店でいただく「文房ドッグ」と至福のタルト

文具のとびら編集部

本の街として知られる東京・神田神保町にある老舗画材店、文房堂(ぶんぽうどう)。明治20年創業という歴史を感じさせる趣の外観に、引き付けられる人もきっと多いでしょう。

店内に入れば、文具や画材の世界が広がっています。地下1階から地上2階までの3フロアには、版画材料や油絵具など本格的な画材、筆記具やノートといった文房具のほか、彩り豊かな雑貨など幅広いアイテムがずらり。絵具や鉛筆などの画材の香りがする店内は、それだけでわくわくするものです。

そして文房堂の3階にあるのは”アートと珈琲を味わう”がコンセプトの「文房堂ギャラリーカフェ」。2016年8月にオープンしたこのカフェでは、壁に展示されたアート作品を見ながら、落ち着いた雰囲気の中で軽食を楽しむことができるのです。

DSC_0006.JPG
店内の様子。通路も広く、ゆったりとした雰囲気

片手で食べられる「文房ドッグ」

この街、神保町では長らくカレーが愛されてきました。その理由は「本を読みながら片手で食事ができるから」という話も。いかにも”本の街“らしい理由でしょう。
そんな本の街だからこその"片手グルメ"が、ここ「文房堂ギャラリーカフェ」にもあるのです。

DSC_0018.JPG

それがこちらの「文房ドッグ」です。店名を冠したホットドッグは「本を読みながら軽食を楽しめるように」と、開店時のメニューに取り入れられたのだそう。

DSC_0071.JPG

その特徴は、「ケチャップがいらない」という点。
ソーセージ自体に味がしっかりとついていて、ケチャップをかけなくても十分おいしくいただけるそう。ケチャップは洋服につくと厄介なので、片手で食べるときにもありがたいメニューです。

アツアツの状態で運ばれてきたこの文房ドッグ。柔らかくほんのりと甘いパン生地と、香り高くジューシーなウインナーの相性が抜群です。

DSC_0077.JPG

今回はしっかり味わうべく両手でいただいたので、別添のケチャップもつけてみました。ケチャップの甘酸っぱさが爽やかに広がり、しっかりめのボリュームながらさっぱりといただけました。

平日限定の至福タルト

さらにこの日は平日ということで、数量限定で提供している神保町の有名ケーキ屋さん「STYLE'S CAKES & CO.」のタルトがショーケースに並んでいます。旬の素材を使用したフレッシュなタルトやパイは、どれも魅力的。せっかくなので、自分へのご褒美も兼ねて注文しました。

DSC_0013.JPGケーキ.jpg
タルトは日替わりで2~3種類を提供。取材日は(左から)バナナクリームタルト、フルーツキューブクラフティパイ、ブルーベリータルト


今回私がいただいたのは、バナナクリームタルト。ふわふわなクリームの中には、フレッシュな大きいバナナが。

DSC_0081.JPGクリームの甘さとバナナのやさしい香りが口いっぱいに広がりました。サクサク触感のタルト生地も、食べ応え満点。食べ終わるころには、お腹も心も幸せに満ちるのでした。

関連情報

■メニュー情報■(2023年5月時点)
・文房ドッグ 単品価格:税込600円
・「STYLE'S CAKES & CO.」タルト バナナクリームタルト 単品価格:税込650円

■店舗情報■
文房堂
http://www.bumpodo.co.jp/

■関連記事■
【ぶんぐるめ】丸善 京都本店のカフェで人気のスイーツ「檸檬」
https://www.buntobi.com/articles/entry/series/05/010004/

【ぶんぐるめ】有隣堂 ららぽーと湘南平塚店のスペシャルなサンドウィッチ
http://stationer.jpn.org/articles/entry/series/05/007332/

【文具のとびら】が気に入ったらいいね!しよう