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【注目新製品】使い込むほど愛着が湧いてくる消しゴム「ネコゴム」の第2弾が登場!

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文具のとびら編集部

サンスター文具は、ネコの目が付いていて自分の好きな形に育てられる消しゴムとして大人気となった「ネコゴム」の第2弾アイテムを2024年1月下旬に発売した。今回は、「ネコゴム 」の新柄の“ハチワレ”に加え、「シバゴム」も仲間入り(どちらも税込330円)。

第2弾アイテムを手がけたのは、まだ入社1年目という同社クリエイティブ本部イノベーション部のイ・サンジンさん。子どもの頃から文房具が大好きというイさんが、細部にまでこだわってデザインしており、より愛着を持って“育てる”ことができるアイテムに仕上がっている。そんなイさんに、「ネコゴム」について詳しくお話しをうかがった。

2.jpgイ・サンジンさん

文房具アイデアコンテスト受賞作品を商品化

「ネコゴム」は、「消しゴムを自分の好きな形に育てる」がコンセプト。長期間、同じものを使用していると飽きてくる消しゴムも、自分の好きな形に育てていくことで愛着を持って使っていくことができる。

同社が主催する「第27回文房具アイデアコンテスト」で、「消しゴムを、消費するモノから創造するモノへと価値を変えた画期的なアイデア」と評価され一般部門優秀賞を受賞した作品をロクイチブングとして商品化したもの。第1弾は2022年11月に発売された(記事はこちら)。「口やヒゲを付加える」という案もあったそうだが、受賞作品そのままのかたちで商品化している。

発売後の反響は大きく、特にネコ好きの人の心をとらえたようだ。また、「愛着を持って育てる」というコンセプトに共感する人が多かったとのこと。

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今回は、よりかわいらしく、さらに愛着がわくようなデザインで展開しているほか、ネコの新柄(ハチワレ)だけでなく柴犬デザインの消しゴムもラインアップ。イヌ好きの人にもアピールしている。

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第2弾の「ネコゴム ハチワレ」(左)と「シバゴム」(右)

細部にこだわってデザインし、より表情豊かに

第1弾では、目を付けただけだったが、今回は鼻や口なども付けて、より表情が豊かになったのがポイント。「単純にかわいいだけでなく、第1弾のイメージを引き継いで憎たらしさもあるような、そんな表情になるようにデザインしています」とイさん。確かによく見ると、愛嬌と同時に、どこかふてぶてしさもあるような、絶妙な表情になっている。
7.jpgただし、このデザインに決まるまでには大変な苦労があったそうで、それぞれの顔のパーツの位置、目や口の角度などの調整で試行錯誤を繰り返したという。「例えば、口の角度も、あまり笑い過ぎないように気を付けました」とイさん。それぞれ20個ほどデザインのパターンを出して、その中から社内の投票でデザインを決定したそうだ。

5.jpgイさんが用意したデザインパターン。一見同じように見えるが、各パーツの位置が微妙に違う。ネコは横長、イヌは縦長のイメージでデザインしたそうだ。



また、デザインがようやく決まり、実際に消しゴムを成型する段階でも、「意図通りに上手く線が出なかったりして、何回もやりとりしながら作りました」という。そうした苦労が実り、より魅力的な「ネコゴム」と「シバゴム」が完成したのだ。

最後まで楽しく育てられます!

前述の通り、「消しゴムを自分の好きな形に育てる」がコンセプトなので、消しゴムとして使っていくうちに、よりネコやイヌらしく“育てる”ことができる。イさんに、育てるコツをうかがったところ、「均等に、偏らないように消していくといいと思います」と教えてくれた。また、金太郎アメのようにどこを切っても顔が出てくるので、短く切って親子のようにしても楽しいとか。そして、消しゴム自体の素材もPVC製になり、より消しやすくなっているのもポイント。

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「消しゴムは、使っていけばいくほど小さくなっていくので、ネガティブなイメージがありますが、『ネコゴム』と『シバゴム』は最後までかわいがりながら育てる楽しみがあります。使うのが楽しくなる消しゴムなので、ぜひ使っていただき、最後まで楽しく使って下さい」。

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