「ツイン手帳」は、2005年にデビュー。上段が月間ブロックタイプのスケジュール、下段が週間バーチカルタイプのスケジュールという、従来にはない画期的な2段式のレイアウトを業界で初めて採用し、大きな話題となった。1カ月単位のスケジュール管理と、週間単位の細かなスケジュール管理を見開きで一度にできるのが同手帳の最大の特徴だ。



「“全く新しい手帳を開発したい”という思いから生まれた手帳です」と三浦さん。それまでの手帳だと、月間スケジュールを確認したあとに、ページをめくらないと週間スケジュールを確認できないわけだが、そうした従来の手帳の使い方を見直すことで出てきたアイデアだという。手帳に「より奥深いスケジュール管理」を求めていたユーザーから大きな反響があり、今もなお「一度使ったらやめられない」「コレじゃないとダメ」という根強いファンを持つ、息の長いロングセラー手帳となっている。

「仕事とプライベートのスケジュール管理は別々にしたい」という人にもおすすめで、実際にそういう使い方をしているユーザーも多いという。また、プライベートのスケジュール管理はスマートフォンで行っているが、仕事のスケジュール管理は「ツイン手帳」で行っているという人も。さらに、家族のスケジュール管理のために使っているという人もいるそうで、「仕事をしながら子育てしているという方でも、ご自分とお子さんのスケジュールを同時に管理できて便利なので、ぜひお使いいただけたらと思います」という。

家族のスケジュール管理にも便利

さらに、上段にはToDoリストも収録しており、毎月126個のToDoを管理可能。ToDoリストと週間スケジュールを同時に照らし合わせることもできるので、うっかりミスを防ぐことができる。そして、メモページも横罫・方眼合わせて60ページ収録｡

また、見開きで使いやすいWリング式を採用しているのも、「ツイン手帳」ならではの特徴の一つ。



さらに、カバーの内側にはしおりが付属しているので、目的のページが開きやすい。しおりは3箇所に付いていて、上下別々の場所に挟むことができる｡そのほか、カバーにはカードポケットも3つ付属している。



カバー外側には大きな透明ポケットが付いているので、お気に入りのポストカードや写真などを入れてカスタマイズできるほか、忘れがちなメモや領収書などを挟んだりと多彩な使い方ができる｡

表紙カバー色は、「ミッドナイト」「ミストホワイト」「パウダーブルー」の3色に加え、Gakken Goods Galleryと学研ステイフル楽天市場店限定販売となる「シナモン」も用意。全4色のカラーバリエーションとなっている。

「昨年までは3色展開でしたが、“色数を増やしてほしい”というユーザーの方からの要望もあったので、今年は4色展開にしました。従来とちょっと変化をつけたいと思い、流行色も取り入れています」と三浦さん。

（左から）パウダーブルー、ミストホワイト、シナモン（限定色）、ミッドナイト

手帳のサイズはA5変形判。たっぷりと書き込め、なおかつ持ち運びもできるという絶妙なサイズ感となっている。

「デジタルの時代でも、アナログの手帳を使い続ける方は少なくないですが、『ツイン手帳』はそういう方たちに支えられています」と三浦さんは話すが、実際に「ずっと出し続けてください」という熱烈なファンの声があるようだ。そんなアナログ手帳の良さをより実感できるのがこの「ツイン手帳」。仕事でもプライベートでも、工夫次第で様々な使い方ができるので、ぜひ使ってみていただきたい。