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【2022年Bun2大賞】ベスト文具3位「ジェットストリーム 新3色ボールペン」(三菱鉛筆)受賞インタビュー

文具のとびら編集部

弊社では毎年、文具ファンの投票によりその年のベスト文具を決定する「Bun2大賞」を実施しているが、今年も「2022年Bun2大賞」の投票結果がまとまり、弊社発行の文具のフリーマガジン「Bun2」12月号や本サイトでベスト文具30を発表している(投票結果はこちら)。

2022年のベスト文具に選ばれた30点の文具の中から、上位3点の文具について受賞インタビューを実施。今回は、3位に選ばれた三菱鉛筆の多色ボールペン「ジェットストリーム 新3色ボールペン」のインタビューを掲載する。

多色ボールペン初! 黒のみ後端ノックの新機構採用

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三菱鉛筆は、なめらかな書き味の低粘度油性ボールペン「ジェットストリーム」から、使用頻度の高い黒インクが使いやすくなった「ジェットストリーム新3色ボールペン」(税込550円)を2021年12月に発売した。

黒インクを使いやすく進化させた3色ボールペンで、黒インクを使用する際のノック棒をペンの後端部分に配置し、シングルノックのような操作感を実現。迷うことなく黒インクを繰り出すことができる。赤・青インクはこれまでと同じスライドノックだが、新機構によりどのインク色が繰り出された状態でも色の繰り出しと解除が可能。

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同時に、黒インクを約70%増量した新開発の「長持ちリフィル」を搭載(リフィル単品は税込143円)。リフィルのチューブを薄くすることにより同社通常品と同じ形状で互換性を保ったままインク量をアップし、通常品比で約70%の増量に成功した。
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「7、8年前から構想がありましたが、最初はノック棒ももっと長くしないと作動しないとか、ペン軸ももっと太くしないといけないなど、商品化のハードルは高かったです。その課題を一つひとつクリアしながら開発しました。黒色を探す手間が省け、ノールックで芯が出せるので“時短”になると評価を受けています」と同社商品開発部商品第二グループ永見周太郎係長は話す。

また、「現場で働く人々に届けたい」という想いがあったそうで、保育、医療、飲食店などで忙しく働く人たちに愛用されている。

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