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【注目新製品】懐かしくて新しい"ドット絵"が簡単に描ける四角いマーカー

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文具のとびら編集部

サンスター文具は、ツインタイプのカラーマーカーの新アイテム「dot é pen(ドット・エ・ペン)」(1本税込220円)を2022年11月上旬に発売する。細字タイプのペン先に加え、ユニークな四角いペン先を搭載しているのが特徴。この四角いペン先をスタンプのように紙にポンッと押せば、懐かしくて新しいドット絵を簡単に描くことができる。

「幅広い世代が楽しめるマーカーで、インク色から軸のデザインまでこだわって開発しました」という同社クリエイティブ本部イノベーション部の大杉祐太さんに、「ドット・エ・ペン」について詳しく話を伺った。
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きれいにドットが押せるペン先を開発、デザインにもこだわり

「2年ほど前からレトロブームで注目されています」と大杉さんが話す“ピクセルアート(ドット絵)”は、70年代から90年代にTVゲームに親しんだ世代には懐かしいアートだが、最近人気となっているゲームソフト(マインクラフト)にもドット絵が取り入れられているので、若い世代にもなじみがあるようだ。

「そんなドットパターンのイラストが手軽に描けると楽しいのではと思い、『ドット・エ・ペン』を企画しました。メーンユーザーは、手帳デコを楽しむような20~30代の女性を想定していますが、ドット絵を“懐かしい”と思う世代から、今ゲームを楽しんでいる小学生のお子さんまで、幅広い世代が楽しめるマーカーだと思います」。

四角いマーカーをポンポンと紙に押しつけるとドット絵が描けるわけだが、特に高度なスキルがなくても簡単に描けるのがポイント。日頃からアートクラフトに親しんでいない人でも、2、3度練習すれば真四角のドットが押せるようになる、というのが実際に使ってみての感想だ。

「簡単に四角く押すためのペン先の形状にこだわり、色々なかたちをためしてみましたが、結局シンプルな四角い形状のペン先がきれいに押せることが分かりました」と大杉さん。さらに、芯の素材にもこだわり、「やわらかく、紙にピタッとくっつく感じ」で押せるようなペン先を実現した。

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また、軸のデザインにもこだわって開発。キャップも軸も四角くデザインして、一目で「ドットが描ける」というのが分かるようにしたほか、軸にもドット柄をプリントしている。
10.jpgまた、商品名にもこだわった。おしゃれな感じを出すために、「dot é pen」とフランス語っぽいネーミングにしたそうだ。

インク色にもこだわり、全16色をラインアップ

紙との相性も考慮して、にじみにくいインクを採用。もちろん、発色にもこだわり、「現在は“くすみカラー”がトレンドになっていますが、純粋にイラストを描くのを楽しんでほしいので、パキッとした色味にしています」と大杉さん。

ラインアップは全16色。「これだけあれば様々なイラストが描ける」という豊富なカラーバリエーションを揃えた。ちなみに、同社のカラーマーカーで、初回からこれだけの色数を展開するのは珍しいとのことだとか。
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また、「4本セット」(税込880円)も発売。暖色系と寒色系の2種類のセットを用意した。この4色を使えば色々なドット絵を描いて楽しむことができる。

6.jpgイエロー、オレンジ、蛍光ピンク、バイオレットの4色セット


7.jpg蛍光イエロー、蛍光グリーン、ミント、ブルーの4色セット

アイデア次第で多彩なイラストが描ける

「ドット・エ・ペン」を使えば、このような楽しいドット絵を描くことができる。「イラストだけでなく、アルファベットや数字もドットで描けます」と大杉さん。ドットのサイズは3㎜なので、「3㎜方眼に並べるといい感じです」とのこと。
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プロの作家さんが「ドット・エ・ペン」で描いた作品。こんな素敵なイラストを描くことができるかも!?

9.jpgアーティスト・イラストレーター みうらめぐみさんの作品
*HPはこちら



ドットが描ける四角いペン先だけでなく、文字や細かい線がきれいに書ける細字ペン先も搭載しているので、ノートや手帳への書き込みなど実用的な使い方もできる。さらに、ドットと細字の組み合わせで、多彩な使い方も可能。飾り線を描いたり、ドット絵に細字ペンでちょい足しをしてみたり。あるいは、チェックボックスを作るといった実用的な使い方も可能。「こちらの提案以上に、ユーザーのみなさんが独自に工夫して、色々な使い方を考えてくれるのではと思います」という。3.jpg

ゲーム感覚で楽しく!

発売前に公式Twitterで告知をしたところ、「欲しい」「かわいい」「気になる」など大きな反響があったという。「イラストが簡単に描けそう」や「チェックボックスに使えそう」というコメントもあったそうだ。

「ドット絵を自分で作ることはなかなか難しいですが、それを紙とペンがあればできるというのが、この商品の一番のアピールポイントです。一度やってみると楽しくてクセになると思うので、ゲーム感覚で楽しくドット絵を描いてもらえたらと思います」。

0.jpg大杉祐太さん

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