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【コレ買いました!】新機構も搭載した話題の超激細3色ボールペン

北澤孝之(Bun2編集長)

世界初のボール径0.28㎜を実現した超激細油性ボールペン「ジェットストリーム エッジ」が発売されたのは、今から1年前の2019年12月。超激細ながらも、ジェットストリームらしいなめらかな書き味で、発売後すぐに大きな話題となり大ヒット。さらに、「2020年Bun2大賞」でも3位に選ばれるなど、文具ファンから大きな支持を集めている。

そんな同ボールペンの登場から1年も経たないうちに、黒・赤・青の3色モデル「ジェットストリーム エッジ 3」が2020年11月25日に発売された。価格は税抜2,500円。超激細の書き味やスタイリッシュなデザインはもちろん、この3色ペンのために開発されたという新機構も気になるところ。早速購入したので、そのファーストインプレッションをお伝えしたい。

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今回筆者が購入したのはブラック。ツートンターコイズや今しか買えないツートンレッドも気になっていたので、どれにしようか1週間ぐらい真剣に悩んだが、マットな質感がビジネスシーンに相応しいと思いこの色にした。

シングルモデルと並べてみた。3色ペンなので軸径はやや太くなっているし、シングルモデルがノック部から先端にかけて末広がりになっているのに対して、3色モデルはストレートな形状になっているという違いはあるが、エッジの利いた六角軸や、ウェイブ感のあるワイヤークリップ、縦溝が入ったグリップは一緒で、真上から見ると全体的な印象はそれほど変わらない。

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しかし、横から見てみると、先端の形状がかなり独特なのが分かる。ペン先が上部に偏った“ポイントノーズ”形状になっているのだ。真ん中にペン先がないボールペンは非常に珍しい。まるで、SFアニメに出てくる宇宙船みたいに見える。

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ペン先が何でこのようなユニークな形状になっているのかというと、超極細でなめらかな書き味を実現するために、芯が真っすぐ出てくるようにしたかったからだという。

「ジェットストリーム エッジ 3」はノック式ではなく回転式を採用しているが、後端のダイヤルを回すことで3色のリフィルが回転し繰り出すことができる新開発の“スピロテック機構”を搭載し、常に使いたい色のリフィルを一定の場所から出すことができるようにしている。そして、ペン先をポイントノーズ形状にすることで、リフィルが常に真っすぐ出てくるわけである(通常の多色ボールペンでは芯はななめに出てくるのだ)。

普段ノック式をよく使っているので、後端にダイアルが付いているというのは全然違和感を感じないし、片手での操作もしやすい。何より、使いたい色がひと目で分かるようになっているので、ストレスなく使えるのがありがたい。

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シングルタイプと変わらず超激細なのに書き味がなめらかで、2㎜方眼のマスの中にも容易に書き込むことができる(乱筆はお許し下さい^^;)。3色ペンになったことで、例えば手帳やノートへの書き込みなど、便利に使えるシーンがさらに増えたのではないだろうか。

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