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【コレ注目!】東急ハンズ池袋店で2021年版カレンダー&手帳のトレンドを聞き込み!

今年も残すところ1カ月半。そろそろ本格的に選び始めたいのが、2021年版のカレンダーと手帳。
とはいえ、「数あるアイテムの中から何を選んだらいいのか悩んでいる」という人も多いのでは。
今回は東急ハンズ池袋店にお邪魔して、2021年版のカレンダーと手帳のトレンドについて伺いました。


東急ハンズ池袋店では、6階のステーショナリー売り場で2021年版カレンダー、ダイアリーの特設売り場を設けている。展開商品数はカレンダーが約1300SKU、ダイアリーが約4000SKU。

6.jpgカレンダー売り場では、「カレンダーで行くバーチャル・トラベル」をテーマにした棚を前面に設けている。6階担当の小島純一さんによると、今年は国内旅行気分が味わえるものが人気だという。
日本の祭りや観光地の風景はもちろん、駅弁やご当地グルメ、純喫茶、銭湯、マンホールなどテーマを絞ったアイテムも、固定ファンが多くよく動いているそう。

4.jpgまた今年の傾向として、著名人の名言を集めたカレンダーも売れ筋だという。新型コロナウイルスの感染拡大で不安な日々が続くなか、ポジティブな言葉を記したカレンダーの需要が伸びているようだ。

2020年版では売り上げ1位だった「ほぼ日ホワイトボードカレンダー」は、エンドで大々的に展開。在宅時間が増える中、「家族間で予定をシェアしたい」、「書き込むことで家族の絆を深めたい」と支持を集めている。


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さらに、オリジナルブランドhands+に、2021年版からカレンダー4種を初めて投入した。マンスリーとウィークリーを並べて配した卓上カレンダー、ガントチャートも合わせて使える壁掛けカレンダーなど、機能性とベーシックなデザインを兼ねた製品を展開(関連記事はこちら)。


一方手帳は、ライフログを残せる1日1ページフォーマットと、持ち運びに適したマンスリーが人気を二分しているという。売り場では今年10周年を迎えたマークスの「EDiT」やコクヨの「ジブン手帳」をコーナー展開。
なかでも「EDiT」の1日1ページ手帳のビギナーモデル「ニュアンスカラー」は2,000円台とお手頃価格で、「1日1ページフォーマットが初めてでも挑戦しやすい」と好評だそう。また分冊タイプで持ち運びにも適した「ジブン⼿帳DAYs mini2021」は、発売後即完売したという。

5.jpgビジネス手帳やコンテンツ系の手帳は例年通り堅調。またhands+の冬手帳では初めての採用となるガントチャートフォーマットも、ビジネスシーンでも使えるカジュアル手帳として若者を中心に支持されている。

なお東急ハンズでは毎年、手帳選びに役立つウェブサイト「手帳検索辞典」を運営。2021年版はサイズや価格、こだわり条件などから自分に合った1冊を検索することができる。店頭でのアイテムチェックと合わせて、こちらも参考にしてみて。

2.jpgこのほか、6階ではオーダー年賀状の受注カウンターの周りに、年賀状やお年玉用ぽち袋といった年賀用品を集積している。
「年末年始に帰省はできないので年賀状を出す」という人も多いようで、売れ行きは好調。今年はアマビエ柄を選ぶ人も多いそう。


7.jpgさらに7階カード売り場では、クリスマスカードを数多く販売。音や光が出るものを中心に、華やかな売り場を構成している。

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