先日、我が社の近所にある、鉄道グッズを多数販売していることで知られる書店をのぞいてみたら、東京メトロの面白いボールペンを発見しました。「方向幕ボールペン」という商品で、ノックするたびに方向幕が変わるというもの。価格は税抜350円です。方向幕が変わるというギミック感もさることながら、東京メトロの電車をイメージした軸デザインがとても気に入りました。思わず衝動買いです。


筆者が買ったのは、銀座線1000系電車のボールペンです。レモンイエローの車体にオレンジと白のライン、そしてチョコレート色の屋根という1000系のビジュアルをそのまま軸にデザインして、どこからどう見ても銀座線の電車にしか見えません。電車のボディがどことなく丸みを帯びているので、ボールペンとの相性がよかったのでしょう。ずっと眺めていても飽きませんよ。（＊上写真は2014年2月に筆者が撮影したものです）



方向幕が変わるというギミックは、行き先が見えている状態から2回ノックすると変更になります（芯が出ている状態では行き先が表示されません）。そして、方向幕は「渋谷」→「浅草」→「浅草1番線着」の順番で変わります。まあ、今どきの電車は方向“幕”ではなくてLED表示になってますけど、そのLEDの文字っぽい感じを上手く再現しています。それと同時に、その横にある、おそらくドアの開閉をお知らせするランプ（「車側灯」というらしいです）だと思うのですが、そこが何気に赤くなるのも見逃せません。
まあでも、こんなボールペンを職場で使おうものなら、ずっとカチャカチャとノックしていて、仕事になりませんけどね。ちなみに、ボールペンのリフィルは、普通の油性インクでした。

銀座線以外の東京メトロの電車のボールペンもあったので、普段使っている路線のものを買ってみてもいいでしょう。この「方向幕ボールペン」は、東京メトログッズのオンラインショップ「メトロの缶詰」でも販売しているようなので、気になる人はチェックしてみて下さい。

一緒に買った電車柄（こっちはJRのです）のタンブラーの中に入れてみました。