スウェーデン人デザイナーによる、色彩豊かな北欧デザインが特徴のステーショナリーブランド「kikki.K（キッキケイ）」。
世界各国で好評を博す同社のワークショップが、ついに日本でも開催された。

「kikki.K」は2018年11月に日本に初上陸（関連記事はこちら）。日本各地でポップアップイベントなどを実施し、人気を博している。
ブランドコンセプトは『Dream（夢をみる）・Do（行動を起こす）・Enjoy（楽しむ）・Share（共有する）を通じて人々がベストな人生を送るためのサポートをする』こと。
デザインやクオリティーの良さだけではなく、同社が提唱する、自分の夢や考えを"書く"ことを通じて自らと向き合う、"マインドフル"な使い方も支持を集める。

ブランド創設者クリスティーナさんが出版した本

ゲスト（「kikki.K」ではユーザーをこう呼ぶそう）が同社のアイテムをより使いこなしていけるよう、世界102カ所にある直営店ではブランド創設者のクリスティーナ・カールソンさんがワークショップを開催。クリスティーナさんにブランドヒストリーやアイテムの使い方を教わったり、他の参加者のアイデアを聞いたりすることができる、「kikki.K」らしいハッピーな雰囲気漂うワークショップは各地で好評だそう。

そんな話題のワークショップがいよいよ日本でも開催される。クリスティーナさんの来日に合わせ、2019年3月30日に名古屋の松坂屋名古屋店で全3セッションを予定している。名古屋での開催に先立ち、東京で実施された関係者向けのワークショップに「文具のとびら」記者も参加した。

まずはクリスティーナさんからブランドを始めたきっかけ、自身の夢についてお話を伺った。（クリスティーナさんは英語を話されるが、通訳の方がいるので英語が話せなくても大丈夫◎）

クリスティーナさん（右）と日本のkikki.K ブランドマネージャー林さん

その後は参加者自身も自分の叶えたいことをプランナーに書き込んでいく。
時間や金銭、環境などの制約が全くないとしたらどんなことをしたいか、思いつくまま自由に書いた。書いている途中にもクリスティーナさんが「こんな視点で書いてみては」とアドバイスをくれるので、意外にスラスラとリストアップできた。
続いて、書き上げた夢をシェア(希望者のみ)。クリスティーナさんによると、海外のワークショップで「絵本を作りたい」と話した参加者が、たまたまそこに参加していた出版関係者と意気投合して夢が実現した、なんてこともあったそう。
最後にクリスティーナさんが、プランナーを使って夢を実現する方法をアドバイス。「自分自身の夢をどんどん広げて、夢を見る生活をしてほしい」とエールを送った。

ワークショップで使ったプランナーと参加特典のトートバッグ