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お気に入りボールペンを選ぶ「OKB48選抜総選挙」選抜メンバー紹介
既報の通り、当サイト編集長の高畑正幸文具王がスポンサーとなって開催している、お気に入りのボールペンを選ぶ「第7回OKB48 選抜総選挙」の投票が10 月4日からスタート(投票は12月31日23時59分まで)。コクヨから発売されたばかりの「エラベルノ」などの新人もいくつか参戦した今回のOKBだが、果たして「ジェットストリーム」は7連覇を達成するのか? 新人たちの順位は? など見所は尽きない。
ここでは、今回の選抜メンバーに選ばれたボールペン48本を一堂に紹介、OKB48総合プロデューサーである古川耕さんのコメントも併せて掲載する。(*掲載した価格はすべて税抜表示)
なお、投票方法などOKB48の詳細は公式サイトでご確認下さい。
http://www.okb48.net/
選抜メンバー No.1~No.10
第1回からずっと優勝し続けている絶対王者。2006年に発売された途端、日本のボールペン界に低粘度インク戦争を巻き起こした。軽くなめらかな書き味は今なお最高峰。7連覇なるか!?
約160種類あるジェットストリームのファミリーから、高級モデルを別枠でエントリー。ノック機構の押し心地はまるで高級車のドア。重量感のあるボディも指先にしっくり馴染む。
ゲルインクボールペンの傑作。キャップ式でガタツキのない堅牢なペン先は何物にも代え難い安心感を与えてくれる。シンプルな見た目もいい。
4.三菱鉛筆 ユニボール シグノRT1(0.5㎜、ゲル、150円)
ペン先と紙の摩擦抵抗を減らすエッジレスチップで、サッと書く走り書きにもカチッとした清書にも“神対応”。なめらかさを増した新配合のインクも発色がいい。2013年発売。
水性ボールペンの名作。グリップには滑りにくいローレット加工が施され、手汗ですべらずしっかり持てる。海外で先行発売された逆輸入モデルでもある。
6.三菱鉛筆 ユニボール アイ(0.5㎜、水性、150円)
三菱鉛筆の水性ボールペンと言えばこれ。直液式のインクはサラサラで書き出しもカスレ知らず。インク残量がボディの透明窓から見えるのもいい。安さも魅力。
7.三菱鉛筆 パワータンク スタンダード(0.7㎜、油性、200円)
リフィルに充填された圧縮ガスでインクを押し出す「加圧式ボールペン」。逆さま筆記やカラーコピーへの書き込みもOK。ボールの回転は重めでしっかりと紙を捉える。
8.三菱鉛筆 No.460 証券細字用(0.7㎜、油性、80円)
側面に刻印された「証券細字用」の漢字とクリップレスの細身なボディ。小さなノックボタンと懐かしいオレンジ×黒のツートンカラー。どこをとってもレトロでかわいい。
9.三菱鉛筆 ユニボール シグノ 307(0.5/0.7㎜、ゲル、200円)
極小パルプを混ぜ込んだ新素材「セルロースナノファイバー」をインクの増粘剤に使用。インクの粘度を適正にすることで、かすれやインク溜まりを軽減した。2016年発売。
10.三菱鉛筆 ユニボール エア(0.5/0.7㎜、水性、200円)
樹脂で覆われたペン先の内部が上下動する新開発チップ搭載。ペン先を立てたり寝かせたり、また筆圧の強弱で描写線に変化が付けられる。トメ・ハネ・ハライも表現可能。2015年発売。
選抜メンバー No.11~No.20
11.三菱鉛筆 ユニボール R:E( アールイー)(0.5㎜、ゲル、180円)NEW
三菱鉛筆による「消せるボールペン」。普通のボールペンのように書いたあと、ノック部分のゴムパーツでこすれば線を消せる。パイロットの「フリクション」に強力ライバル登場!
12.パイロット フリクションボールノック(0.5㎜、ゲル、230円)
今や常識となった「消せるボールペン」。既存のボールペンの枠を超えた新しいジャンルを生み出し、爆破的なヒットを記録。知名度ならジェットストリーム以上かもしれない。
人間工学に基づいた重量バランスと太さ。手が疲れないソフトグリップ。発売から四半世紀を超え、学生を中心としたヘビーライターたちから今なお熱い支持を集めている。
今やパイロットのほとんどの油性ボールペンに使われている低粘度油性インク「アクロインキ」を搭載した本家。なめらかさとしっかり感のバランスが絶妙。
1990年代に激細ペンブームを牽引したゲルインクペン。針のようなニードル状のペン先はカリカリながらもしなやか。細かい文字から微細なイラストまで、緻密な線ならお任せ。
16.パイロット V コーン(0.5㎜、水性、100円)
直液式水性ボールペンの傑作。インクの流量が多く、まるで万年筆のようだと世界中に愛用者を持つ。シンプルで飾り気のないルックスで大人の色気じゅうぶん。
17.パイロット ジュース(0.5㎜、ゲル100円)
2012年に発売されたゲルインクボールペンの新鋭。新開発のインクはペン先の乾燥を防ぐモイスチャー成分を配合。書き出しもスムーズで発色もいい。
18.パイロット Opt.(0.7㎜、油性、200円)
大柄なボディの中にはインクを通常より45% 増量したロングリフィルが収容されている。軸のテクスチャーにも高級感があり、ちょい上ランクの大人ボールペンとして人気。
油性ボールペンとしては最太の部類となる1.6mm ボール径がラインナップされている。その「ぬちっ」とした独特の書き心地は試す価値あり。 握りやすい三角グリップもよい。
見た目は普通のキャップ式水性ボールペンだが、ガラスやプラスチック、金属にまで書けてしまう優れもの。もちろん紙への筆記も快適。これ知らないなんて損!
選抜メンバー No.21~No.30
高級ボールペンを多数擁するパイロット社から、クラス感と値頃感のバランスがいいこちらをセレクト。重心バランスや曲線のフォルムに特徴有り。1,500円でこの質感はむしろ安い。
ペン先「シナジーチップ」はニードル型とコーン型の中間のような形状。ニードル型の欠点であるインク流量の少なさを改善し、激細でもなめらかに筆記することができる。2016年発売。
23.ぺんてる ビクーニャ(0.7㎜、油性、150円)
“業界最低粘度” を売りにするビクーニャインキは、紙の上をペン先が自ら走り出すようななめらかさ。使う人を選ぶ過激なインクだが、すべり具合にハマると抜けられない。
24.ぺんてる ノック式エナージェル(0.5/0.7㎜、ゲル、200円)
「速乾・鮮明・低粘度」が特長のエナージェルインキは数あるゲルインクボールペンの中でも屈指の完成度を誇る。打倒ジェットストリームの最右翼?
バリエーションの多いエナージェル・ファミリーから、キャップタイプのモデルをピックアップ。ペン先が固定されているためガタツキがない。「ユーロこそ至高」という声も。
樹脂製のペン先が独特の柔らかな書き味を生み出す。1972年生まれの大ベテラン。トメ・ハネ・ハライも表現可能で、まさに日本人向けの“和のボールペン”。
1989年に全国販売が始まった古参ゲルインキボールペン。プラスチックの胴軸に直接刻み込まれたグリップの溝はいつ見てもクールでかっこいい。ラバーグリップが苦手な人にも!
超低粘度のビクーニャインキ搭載の高級モデル。曲線を多用したエレガントなルックスとしっかりとした重量感。同じEXシリーズにはシャープや赤インクも内蔵した多機能タイプもある。
油性インクと水性インクの混交インク「エマルジョンインク」を採用。低価格ながら、極めて高い完成度を持ち、ファンは多い。その証拠に常に好順位をキープし続けている。
30.ゼブラ サラサクリップ(0.5㎜、ゲル、100円)
ゲルインクボールペンの大定番。軽くしなやかなタッチで長時間筆記もなんのその。インクのカラーバリエーションも豊富で、女性から絶大な支持を誇る。トップ2の牙城を崩せるか?
選抜メンバー No.31~No.40
オフィスの風景に溶け込むエコノミーボールペン。ノックパーツが丸く、親指で押し込んでも痛まない。低価格でこのクオリティを実現しているのが国産ボールペンの底力。
32.ゼブラ サラサドライ(0.5㎜、ゲル、150円)
紙に浸透しやすい新成分をインクに加えて驚異の速乾性を実現。書いた直後に触れても線がにじみにくく、カスレにも強い。左利きの人や速書きの人にオススメ。2016年発売。
33.ゼブラ サラサグランド(0.5㎜、ゲル、1,000円)
2016 年発売のニューモデル。学生時代にお世話になったサラサを社会人になっても使えるように、ビジネスシーンにも対応するオトナなルックスに生まれ変わった。
34.サクラクレパス ボールサインノック(0.5㎜、ゲル、150円)
世界初の水性ゲルインキボールペン「ボールサイン80」の後継者。グラデーションカラーと流線形のボディ、中のリフィルにまで塗装を施すなど、細部にまでこだわりが感じられる。
35.セーラー万年筆 G-FREE07 ボールペン(0.7㎜、油性、200円)NEW
低粘度のG-FREEインク、そしてペン先が沈みこむ筆圧アジャスター機構を搭載。ノック部分を回すと固さ変化するのでぜひお試しを。2017年リニューアルして0.5mmも登場。
36.セーラー万年筆 ICリキッドボールペン(0.38/0.5㎜、水性、120円)NEW
低粘度インクを採用し、まるで万年筆のようなスムーズな筆記感を目指した新鋭。真ん中が大きくくびれた流線形のグラマラスボディもユニーク。2017年発売。
37.トンボ鉛筆 エアプレス(0.7㎜、油性、600円)
ノックした時にリフィル内の空気を圧縮し、インクを押し出す「加圧式ボールペン」。逆さま筆記や水に濡れた紙でも書ける。短いボディに金属クリップのタフな現場仕様だ。
生誕30年を超えたトンボのデザイン筆記具「ZOOM」シリーズから、第一弾モデル「505」がエントリー。極太・低重心・ラバーグリップで安定感のある書き味を楽しめる。
39.OHTO 筆ボール(1.5㎜、水性、150円)
通常のボールペンの倍近い1.5ミリの極大ボールを採用。流れ出るインクの量が多く、ドバドバとした書き味はもはやボールペンを超えている。一度書いたらヤミツキ必至?
40.OHTO 水性ボールペン リバティ(太軸)(0.5㎜、水性、1,000円)
本体とリフィルを自由に組み合わせる「元祖」カスタムボールペン。万年筆のような太軸ボディとセラミックボール搭載の水性ボールペンの組み合わせは抜群。2015年にリニューアル。
選抜メンバー No.41~No.48
国内最大の文具/ 事務器メーカー「コクヨ」が満を持して送り出した一本。太め・標準・細めの3つのボディを選び、さらに2種類のリフィルを選ぶ。油性インクは低粘度でストレスフリー。
42.コクヨ エラベルノ エアリーゲル(0.5㎜、ゲル、ボディ100円/インク100円)NEW
国内最大の文具/事務器メーカー「コクヨ」が満を持して送り出した一本。太め・標準・細めの3つのボディを選び、さらに2種類のリフィルを選ぶ。ゲルインクは発色もよく軽い書き心地。
43.スリップオン SIERRA 木軸ボールペンL(0.5㎜、油性、380円)
筆記線幅0.2mmの「ニードルポイント」というペン先。木製ボディはまるで鉛筆を握っているようなあたたかみがある。手汗によるすべりにも強い。小ぶりなSタイプは手帳用に最適。
44.ラミー サファリ ローラーボール(M相当、水性、3,000円)
ドイツ・ラミー社の代名詞的存在である「サファリ」シリーズの水性ボールペン。スタイリッシュな外見で日本でも高い人気。油性ボールペンやシャープペン、万年筆もある。
45.BIC オレンジEG 0.7(0.7㎜、油性、80円)
1961年にフランスで生まれたボールペン界の女王。オレンジのボディは誰もが一度使ったはず。近年はなめらか度が35%アップした「イージーグライドインキ」を搭載。
46.BIC クリックゴールド(0.7㎜、油性、150円)
レトロでクラシック。雑貨店でよく見かける、BIC のもうひとつの定番ボールペン。ボディカラーは基本の18色に加え、限定カラーも数多く発売されている。
47.カランダッシュ 849 クラシック ボールペン(F〈0.9㎜〉、油性、3,000円)
スイス生まれの高級油性ボールペン。専用リフィルである「ゴリアット」は紙への当たりが柔らかく、大きな文字をヌラヌラと書くのに最適。握りやすい六角軸でノック音も静かで上品。
48.パーカー ジョッター ブラックCT ボールペン(M〈1.0㎜〉、油性、2,000円)
「パーカー」を代表する1954 年生まれのジョッター。キレのあるノッキングと低粘度の「クインクフロー」リフィルはそのままに、ボディ素材が改良されてより現代的な装いに。
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