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【2018年版手帳特集】丸善丸の内店が注目する手帳は?
有力店のおすすめ手帳を紹介する企画の第2弾は、東京駅丸の内口にある丸の内オアゾに出店する丸善丸の内本店(丸の内オアゾ1-4階)に注目手帳を紹介してもらった。
4Fにある文具売り場では、レジ前にある催事スペースで9月1日から「手帳フェア」を開催中(来年1月15日まで)。定番のビジネス手帳が中心だが、それ以外にも注目している手帳は多いそうで、いつも以上に力を入れて展開するものもあるという。
スケジュール重視でバーチカルが人気、2冊使いの人も
「当店は、ビジネスマン中心の客層なので、ビジネス向けの手帳が一番動きます」と話すのは、同店の古屋文久文具グループ長。丸の内に勤めるビジネスマンが主な客層ということもあり、能率手帳「NOLTY」や高橋書店など、ビジネス向けの王道ブランドの手帳を充実させており、「『NOLTY 能率手帳ゴールド』も毎年よく売れています」という。
NOLTY 能率手帳ゴールド
手帳需要の傾向を訊くと、縦時間軸のバーチカルタイプが人気のようだ。
「時間管理に気を付ける方が多いので、バーチカルタイプの手帳が人気となっています。その中で、最近はA5、B5判の大きめのサイズがよく出るようになってきています」と古屋グループ長。
書き込みを重視して大きめサイズを手帳を選ぶ人たちが増えてきているようで、「薄型マンスリー」と「メモページ充実のウィークリー」といった組み合わせで2冊使いをする人も多いようだ。
また、「一日一ページ」タイプの手帳も相変わらず人気で、マークスの「エディット」が売れ筋。主に女性ユーザーに買われているようだ。
1日1ページのデイリータイプが毎年人気の「エディット」
海外ブランドのカジュアルな手帳も注目
「ジブン手帳」が毎年人気!
そして、毎年大人気のコクヨの「ジブン手帳」は、フェアでは、前面に大きなコーナーを設けて訴求。例年以上に力を入れて展開していくとのこと。
「早い時期に売り切れとなるくらい人気なので、年々仕入れる数を増やしていますが、それでも追いつかないくらいのペースで動いています。今年も新製品が出ることもあるので、今まで以上に規模を拡大して展開していきます」と古屋グループ長。
「ジブン手帳」は、2017年版で発売したビジネスシーンで使いやすい「ジブン手帳Biz」が好評を博したことから、その新アイテムとしてB6スリムのminiサイズを追加している。
ちなみに、ジブン手帳の購買層について訊いてみたが、「比較的若い人が多いと思いますが、特にかたよりはなく、どの年齢層も購入していきます」とのことだ。
ジブン手帳コーナーを大きく展開
miniサイズ(左から2冊目)が登場した「ジブン手帳Biz」
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