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ジャポニカ "稀勢の里学習帳"が話題に

3月26日に千秋楽を迎えた大相撲春場所は、新横綱・稀勢の里の逆転優勝で幕を閉じたが、ケガをおしての劇的な幕切れということもあり、メディアでも大きく取り上げていた。そんな中で、ショウワノートが発売している「ジャポニカ学習帳 日本の伝統文化シリーズ」の、「横綱・稀勢の里版」も話題となっている。同学習帳は、春場所が始まるタイミングで発売され、同場所会場となったエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)でも販売されたが、稀勢の里フィーバーにより「売り切れになった」と報道するメディアもあったことから大きな注目を集めたようだ。

ジャポニカの新シリーズ「日本の伝統文化シリーズ」

ジャポニカ学習帳 日本の伝統文化シリーズ」は、「グローバル化の中でも日本文化を後世に受け継いで欲しい」という思いを込めて、2015年12月から発売しているもの。現在「歌舞伎」(4種)と「相撲」(稀勢の里版も含めて5種)をラインアップしている。このうち、「相撲」では、これまでに「横綱・白鵬版」の学習帳も発売している。

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横綱・稀勢の里版はこれからも注目!

「横綱・稀勢の里版」は、B5方眼罫ノート(税抜300円)、A6自由帳、A6ノート(各税抜200円)の3アイテムをラインアップ。これまでの「相撲」学習帳と同じく、元力士の漫画家・琴剣淳弥氏のイラストを採用している。B5ノートは、表紙に稀勢の里の横綱土俵入りのイラストをデザイン。また、相撲に関する情報をまとめた学習ページも掲載しているので、これを読めば相撲通になれるのでは。また、A6サイズの自由帳は「四股」のポーズ、A6ノートは横綱を象徴する「太刀」を持ったポーズを表紙に採用している。

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B5版には相撲に関する学習ページ(右)も掲載

ショウワノートによると、「日本の伝統文化シリーズ」は定番のジャポニカ学習帳と比べて大人の購入が目立つという。稀勢の里版に関しても年配の男性からの問い合わせが目立つそうで、中には「孫に買ってやりたい」という人もいるとか。

5月14日からは両国国技館で5月場所が始まるが、それに合わせて国技館でも同学習帳が販売される予定。さらなる盛り上がりが期待できそうだ。

ちなみに、この学習帳を発売する以前のことだが、かつてショウワノートは大相撲本場所に懸賞幕を出したことがある。下写真は2015年5月場所にジャポニカ学習帳の懸賞幕を出した時のものだが、この時に懸けた力士が当時大関だった稀勢の里。今をときめく新横綱とジャポニカは以前から縁があったのだ。

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