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【ニュース】「日本文具大賞2025」優秀賞12製品が決定

文具のとびら編集部

その年の最も優れた文具を表彰する「日本文具大賞」2025年の優秀賞12製品がこのほど決定した。34年目の今年は「機能部門」「デザイン部門」「サステナブル部門」に加えて、「トレンド部門」(文具業界に「新しい潮流」を巻き起こす、革新的なアイデアや技術で文具の可能性を広げる製品を評価する部門)を新設。今注目の「推し活文具」や「インバウンド向け製品」など、時代を映す文具が選ばれている。

グランプリは、2024年7月2日(水)から4日(金)まで東京・有明の東京ビッグサイトで開かれる「国際 文具・紙製品展 ISOT」の初日14時から、会場内で行われる表彰式で発表される。

受賞製品

【トレンド部門】
●「ミニクラフトパンチセット ジャパンコレクション」(カール事務器)日本の文化や美を反映した独自のデザインを取り入れ、訪日観光客向けのお土産商品として新たに展開したクラフトパンチ。富士山、盆栽、寿司など、日本の象徴的なモチーフをデザインしている。(※関連記事
●「推しごと手帳2025年版」(ハゴロモ)推しにまつわるすべての活動「推しごと」が忙しい人向けの手帳。マンスリーページ、チケット情報ページ、会員情報ページ、会場リストなど管理可能。
●「セルフィー QX20」(キヤノンマーケティングジャパン)スマートフォンから手軽に写真をプリントできるミニフォトプリンター。シェアだけでなく、リアルな写真として「残す」「飾る」「贈る」楽しみ方がZ世代を中心に拡大しており、写真を通じだ次世代のコミュニケーションツール。

2.jpg(左から)ミニクラフトパンチセット ジャパンコレクション、推しごと手帳2025年版、セルフィー QX20



【サステナブル部門】
●「CHOCOPEN(チョコペン)」(DOYA)廃棄されていたカカオの殻を活用して生まれた、ガーナ発のサステナブル鉛筆。1本の購入が、1本の鉛筆としてアフリカの子どもたちに届く。
●「絶滅危惧種の紙クリップ」(やまと印刷)サステナブルな意識を広めることができる絶滅危惧種の紙クリップ。素材は環境にやさしい丈夫な硬い紙で本や手帳のマーキングに最適。
●「リメイクリングノートセット A5」(カール事務器)役目を終えたランドセルを熟練の職人が一点ずつ丁寧にリメイク。6年間の小さな傷やシミも「思い出」として残しつつ日常で使えるリングノートに生まれ変わる。(※関連記事

3.jpg(左から)CHOCOPEN、絶滅危惧種の紙クリップ、リメイクリングノートセット A5


【デザイン部門】
●「テラスノ」(サンスター文具)手元の狭範囲だけを照らせて周囲にも邪魔をしない設計のクリップ。ライト部分は角度の調整もできるように可動式となっている。(※関連記事
●「iAノートブック」(Information Architects)書くときに見え、読むときに消える“透かし罫線”を搭載したノート。筆記を支えながら、文字に重なると視覚的に背景へと溶け込み、言葉だけを際立たせる。
●「レピア」(エスディアイジャパン)刃の交換に手間がかかるデザインカッターの課題に着目し、刃を折って使え、手軽に入手出来る利便性と、刃がブレない精密性と軽い切れ味を実現した。

4.jpg(左から)テラスノ、iAノートブック、レピア



【機能部門】
●「Vaimo11 Flarme」(マックス)40枚までとじられるホッチキスで、厚い書類も軽く・美しく・しっかりとじる。とじた針を2段階で曲げる“先曲げフラットクリンチ機構”で「軽とじ・静音・低衝撃」を実現。針の目立たない美しい仕上がりにも注目。(※関連記事
●「ブレンユー」(ゼブラ)不安定な場所でも濃く書けて使いやすい筆記振動ブレを防ぐ「ブレンシステム」を搭載し、ユーザビリティを追求した油性ボールペン。(※関連記事
●「ハサミ〈サクサ〉(グルーレス刃)」(コクヨ)ハンドルに対して刃を傾けて成型する業界初の「傾斜インサート」構造を搭載。利き手を問わず切りやすいはさみ。(※関連記事

5.jpg(左から)Vaimo11 Flarme、ブレンユー、ハサミ〈サクサ〉(グルーレス刃)

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