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【新製品】モネ「睡蓮」などがモチーフになったボールペンPENON「タッチミー!アートペン」

文具のとびら編集部

ペノンは、神奈川県箱根町にあるポーラ美術館の次回展「部屋のみる夢 ― ボナールからティルマンス、現代の作家まで」で展示される印象派の3作品をモチーフにしたサステナブルなボールペン PENON「タッチミー!アートペン」を2023年1月28日からポーラ美術館ミュージアムショップとオンラインショップにて限定発売する。3種展開、各税込1,500円。


PENONアートプロジェクトから生まれた「タッチミー!アートペン」は、独自開発のプリント技術を駆使して名画の筆のタッチや絵の具の盛り上がりといった高精細な凹凸をリアルに再現した新しい形のアートグッズ。
何層にもわたる薄いインクの重なりによってできており、小さなペンの中に名画の世界観を凝縮することで、見るたび触るたびに新たな発見があるアイテムに仕上げている。

また、PENONのペンの木軸には森林認証を受けた木材を採用しており、商品パッケージにもプラスチックの包装材は一切使用していない。使い切った後の芯を回収して適切なリサイクルにつなげる活動も行っており、気に入った物を大切に長く使うことを前提に、地球環境を守ることを考えたサステナブル・プロダクトとして話題となっている。


■ベルト・モリゾ「ベランダにて」(1884 年)


sub1.jpgモリゾが家族で滞在したパリ郊外で制作された作品で、一家の穏やかで幸福な生活の様子が感じられる。スピード感のある筆致を凹凸で再現し、青いリボンをつけた一人娘ジュリーの横顔の頬にもふっくらとした立体感をつけている。明るくやわらかな色彩だが、青やグレーを基調にしたシックな雰囲気で可愛くなりすぎず、大人でも持ちやすいペンに仕上げた。

■ヴィルヘルム・ハマスホイ「陽光の中で読書する女性、ストランゲーゼ 30 番地」(1899 年)

sub2.jpgハマスホイ自らが住んでいたアパートの室内を描いた作品は白や黒を基調とした色使いで、時間が止まっているような静けさが感じられるのが特徴。やわらかなタッチで描かれている原画の雰囲気を再現するためにあえて激しい凹凸をつけず、壁に掛けられた絵やカーテンなどの描かれたモチーフを自然に浮き立たせるように立体化した。

■クロード・モネ「睡蓮」(1907 年)
sub3.jpgモネの睡蓮を主題にした作品は大小 200 点以上残されているが、第2連作にあたるこちらの「睡蓮」は橋や周辺の木々、空などは描かれず、水面が映し出す世界と水面に浮かぶ植物にフォーカスされている。水面に映る木や空の繊細なグラデーションには穏やかな起伏をつけており、水面に浮かぶ植物は水面よりも高く立体化しているため、それぞれ異なる素材のコントラストが楽しめる。

【商品情報】
商品名:PENONタッチミー!アートペン
発売日:2023年1月28日9時
販売店舗:ポーラ美術館ミュージアムショップ、オンラインショップ
ポーラ美術館オンラインショップ:https://shop.polamuseum.or.jp/

【展覧会】
部屋のみる夢―ボナールからティルマンス、現代の作家まで
会期:2023年1月28日~2023年7月2日
会場:ポーラ美術館(神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285)
開室時間:9:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:会期中無休

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