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【新製品】有田焼の窯元の逸品。筆記具を超えた芸術品、ここに。

文具のとびら編集部

セーラー万年筆は、2022年3月20日より「有田焼ボールペン」を販売する。税込8万8,000円。

有田焼は、佐賀県西部で17世紀に作られた磁器。
透き通るように白い磁肌と呉須(ごす/藍色の顔料)で描いた染付け、ガラス室の上絵具を用いた華やかな赤絵が特徴。耐久性が高く、美術品から日用品まで様々なものが生産されている。

今回は、明治時代後期に技術者として招かれた曾祖父から歴史を受け継ぐ有田焼の窯元「李荘窯」と、同じく100余年の歴史を歩むセーラー万年筆がコラボレーション。
「美しいものは永遠」という「李荘窯」の想いと、「今に甘んじることなくより高度な技を」というセーラー万年筆の想いが響き合い、筆記具を超えた芸術品に値する逸品が生まれた。


絵柄は2種類。

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・「染付波千鳥(そめつけなみちどり)」(画像上)
「共に荒波を超えていく」という意味があり、夫婦円満や家内安全などの縁起が良い柄と言われている。
また、波を世間にたとえ、大波も小波も一緒に乗り越えていくという意味が込められている。

・「赤絵牡丹(あかえぼたん)」(画像下)
女性の美しい立ち振る舞いを表した「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」にも登場する牡丹は、百花の王とされ、「幸福」「高貴」「豪華さ」といった花言葉を持っている。
豊年の兆しとなるめでたい花「瑞花」として、幸福や富貴の象徴として描かれてきた。

ボディには伝統的な有田焼の技法に加えて、先端技術を駆使した李荘窯の技術が生かされ、美しい絵付けが存分に堪能できる形状を模索してたどり着いた流線形のスタイリングを施した。
蓋栓には李荘窯の証である「李」の文字が記されている。

また、滑らかで心地よい回転式ボールペンメカを採用している。
さらに机上でも転がり止めに、筆休めが付属。


【製品情報】
方式:回転式
ボール部分:油性ブラック、1.0mm
蓋・胴:有田焼
大先・リング:真鍮/ゴールドIP 仕上げ
本体サイズ:150.2mm、53.8g
パッケージサイズ:181×84×63mm
重量:251.3g
セット内容:有田焼ボールペン、筆休め、製品説明書、取扱説明書

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