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【新製品】「ユニ アルファゲル スイッチ」0.3mm芯径がラインアップ

三菱鉛筆は、使用シーンに合わせて“クルトガモード”と“ホールドモード”を切り替えられるシャープペン「ユニ アルファゲル スイッチ」から、新しい芯径0.3mm(税込1,100円/芯径:0.3mm/軸色:全2色)と、芯径0.5mmで新軸色(税込1,100円/芯径:0.5mm/軸色:全2色)を、2021年11月22日に発売する。


「ユニ アルファゲル スイッチ」は、発売当初からのユーザーの要望を受け、新たに0.3mm芯径の商品をラインアップする。また、既存の芯径0.5mmでは、落ち着いた雰囲気のダークオリーブとスポーティーな印象が特長のイエローの軸色を展開。さまざまなニーズに応えられるよう、印象の異なる2種の軸色カラーの商品を取り揃えた。

集中力が続く(注1)といわれている「ユニ アルファゲル」シリーズの、2021年2月にラインアップした「ユニ アルファゲル スイッチ」は、「芯が回ってトガり続ける」“クルトガモード”と、「安定した筆記感」の“ホールドモード”を切り替え、使用シーンに合わせることができる(関連記事はこちら)。一定の細さ・濃さでキレイな文字を書きたいときには“クルトガモード”、安定した筆記感でたくさん書きたいときには“ホールドモード”と切り替えて使うことができる点が好評を得ている製品だ。
(注1)集中力は前頭前野の脳活動の変化から定義付けている。集中力持続には個人差があり、常に効果を保証するものではない。

【商品特長】

■新たな芯径:0.3mmの追加
 
2021年2月に「ユニ アルファゲル スイッチ」を発売した当初から、“0.3mmの芯径のものが欲しい”という声が寄せられた。軸色は、ブラック、グレーと学生を中心に人気のスッキリとした色合いであり、新たに開発した白グリップを採用しラインアップしている。

■芯径:0.5mm新軸色追加
 
2021年2月発売当時、数量限定で発売したオリーブが好評だったため、今回のラインアップでは、軸色はオリーブ色でグリップの色を透明から黒に変更し、落ち着いた雰囲気のデザインとした。一方でイエローは、スポーティーな印象に仕上げ、幅広い方が手に取れるラインアップとしている。

■「芯が回ってトガり続ける」“クルトガモード”と、「安定した筆記感」の“ホールドモード”を切り替え可能

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左:クルトガモード  右:ホールドモード(ロゴがクリップで隠れる)

●クリップ部を回すことで、“クルトガモード”と“ホールドモード”を切り替えることができる。
使用シーンによって2つの使い分けが可能。
クルトガモード :書くたびに芯が少しずつ回転することにより、芯の先がいつもトガっているので、書いた文字が太くなることがなく、キレイに書くことができる。キレイなノートを作りたいという場合にぴったり。
ホールドモード :文字の太さの違いや濃淡を気にせずに、ノート全面に早くたくさん書きたい場合に、安定した筆記感で書くことができる。暗記等の勉強に便利。

 
●“クルトガモード”のときには、芯が回転している。軸に開いた窓から、内部に搭載されたクルトガエンジンの色が変わることによって、芯が回転しているのを確認できる。

■疲れにくく、集中力が続く衝撃吸収アルファゲルグリップ

グリップ部に、衝撃吸収アルファゲルを使うことにより、筆記中も指の疲れを軽減し、集中力が継続する。


■安定感のある「かため」グリップを採用

「ユニ アルファゲル」シリーズでは、幅広いかたさのグリップを取り揃えている。「ユニ アルファゲル スイッチ」では、グリップのかたさに、人気の“かため”を採用。握り始めはアルファゲル特有のやわらかさがあり、筆記中はゲルの反発力が強くかたさを感じるゲルグリップで、握った際の安定感があり、しっかり握って書くことができる。


【集中力が続く『ユニ アルファゲル』シリーズについて】

「ユニ アルファゲル」は、集中力を維持することをコンセプトとした製品。衝撃吸収アルファゲルグリップにより、筆記中も疲れにくく、汎用シャープと比べ、脳活動が維持される傾向がある。学習している状態では、情報処理速度や記憶、ならびに注意などの前頭前野の脳機能が活発化。脳の活動が長く続くことは、集中しているという状態にもつながる、と同社は考えている。

<実験について>

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「ユニ アルファゲル」と汎用的なシャープとを使ってそれぞれ20分間の筆記作業を行った際の、前頭前野の脳血流変動を計測することにより、脳活動をグラフ化した(図参照)。前頭前野の脳活動が低下すると「注意機能」や「遂行機能」が下がるという知見があり、「注意機能」が維持できないということは、集中が途切れている状態と考えられる。実験の結果、「ユニ アルファゲル」を使用したときは、汎用的なシャープを使用したときと比べ、前頭前野の脳活動が維持されることが分かった。(実験協力:株式会社NeU(注2))
(注2) 東北大学加齢医学研究所 川島研究室の「認知脳科学知見」と日立ハイテクの「携帯型脳計測技術」を融合させ、脳科学の産業利用を目指す脳科学カンパニー



【シャープ「クルトガ」について】

シャープの芯先に初めて注目し、新開発した機構「クルトガエンジン」を搭載。従来のシャープは、芯がだんだん斜めに摩耗する「偏減り(かたべり)」により、文字が太くなる・折れやすい・崩れた芯で紙面が汚れやすいなどの問題があり、その解決のために、芯自体を回転させる機構を開発した。書くたびに芯が少しずつ回転することにより、(1)細く、クッキリ書き続けられる(2)芯先が紙面に引っかかりにくく、安定した筆記状態が続く(3)芯の粉が出ず、紙面を汚さない、といった特長がある。2008年3月発売以来、学生を中心に人気を集めている。大手流通POS年間販売金額実績では、2009年から最新の2020年のデータで、12年連続シャープ売り上げNo.1となっている。

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