キングジムは、災害時のオフィスや避難先での滞在に便利な「ポンプ一体エアーマット」を、2021年4月30日から発売した。税込1万780円。

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東日本大震災から10年が経ち災害に対する意識が再び高まっている。そうした中、防災関連用品として「ポンプ一体型エアーマット」が登場した。
新製品は、オフィスや避難先で滞在する際に便利なエアーマット。使用時に手動ポンプなどは不要で、本体に内蔵されたポンプを約1分間足踏みすることで素早く膨らませることができる。

空気の充填後は約7cmの厚みになり、休息時の床からの振動や冷えを軽減する。また、使用後は空気を抜いてコンパクトに畳み、付属の収納袋に入れて持ち運ぶこともできる。
パッケージはデスクの引き出しや棚に収納可能なサイズなので、各個人で保管が可能。備蓄倉庫での一時保管ではなく個人の手元に保管しておくことで、災害時に備蓄倉庫まで取りに行く手間や、仕分け・配布する時間を削減できる。

サイズは、空気注入前は約2,195×700mm、空気注入後は約1,850×650×75mm。マットのみの質量は約960ｇ、耐荷重は約200㎏。