三菱鉛筆は、デザインやブランディングなどを行うGRAPHと協業し、油性ボールペン「パワータンク」にデザイン性をプラスした新商品「3&bC Pt7（スリーアンドビーシー ピーティーセブン）」を、2020年10月19日に発売する。ボール径0.7㎜、全6色展開（インクは全て黒）。各税抜600円。

130年以上の歴史を持つ三菱鉛筆からこのほど、新しいライフスタイルブランド「3&bC（スリーアンドビーシー）」が誕生。「3&bC」では"とらわれない" をコンセプトとして、ふりきったアート＆テクノロジーの世界を表現するという。

今回、鮮やかな蛍光色をメインとしたカラーリング、特徴的なタイポグラフィーデザインを採用し、既存品であるパワータンクを「Pt7」として販売する。
2001年から販売している油性ボールペン「パワータンク」は、圧縮空気が専用インクを押し出す”加圧リフィル”により、上向き筆記や濡れた紙への記入、氷点下の環境での使用が可能。

このような特徴のある「パワータンク」の機能はそのままに、全6色のカラーリングを施した。展開するのは（写真左から）「torii（トリイ）」、「midori（ミドリ）」、「ki（キ）」、「neue gray（ノイエグレー）」、「sumi（スミ）」、「sumire（スミレ）」。
さらに、本体へのロゴデザインを変更し、これまでとは違うインパクトのある印象に仕上げることで、自分好みのファッションアイテムに合わせてコーディネートすることができる。

なお、キツネの顔に見立てた「3&bC」のブランドマークが象徴しているのは、「かけるばける」というキーワード。
「かける」には「書ける」、「描ける」、「掛ける」の意味を重ねており、これまで同社が培ってきた技術力や企画力に”とらわれない”発想を掛け合わせて生まれる、新たな化学反応の可能性を表現している。
また、「ばける」はキツネが化ける（変化する）動物であることから、時代に合わせて変わり続け常に新しい価値観を提供する「3&bC」の姿勢を象徴している。

今後同社では、「3&bC」のブランドコンセプト"とらわれない" をもとに、さまざまなブランドや企業とコラボレーションしていくとしている。