ブラザーは、専用のスマホアプリでラベルが作成できるラベルライター「P-TOUCH CUBE(ピータッチキューブ)」の新製品として、36mmテープ幅に対応し、さまざまなビジネスに利用できる機能を強化した「PT-P910BT」を2020年7月下旬から発売する。オープン価格。

ピータッチキューブシリーズは、スマートな本体デザインやスマホアプリでラベルを作成するのが特徴のラベルライター。専用のスマホアプリは、「整理収納」や「ギフト・ラッピング」などのラベリング用途ごとに、使用イメージが膨らむテンプレートを多数用意している。2016年10月に発売した12mmテープ幅対応の「PT-P300BT」（下写真左）と、2018年2月に発売した24mmテープ幅対応の「PT-P710BT」（下写真中央）を合わせた販売数量が25万台を突破し、販売目標の倍以上のペースで現在も好調に推移している。

ピータッチキューブシリーズ（右が新製品「PT-P910BT」）

新製品の「PT-P910BT」は、3.5～36mmまでの幅広ラベルに対応した最上位モデルで、オフィスや店舗、クリエーターなど、ビジネス向けとして発売する。



また、従来機の2倍となる360dpiの高画質を実現。企業や店舗のロゴをはじめとする細かいイラストをきれいに印刷できる。加えて、ラベルにスリットが入ることでシールのように剥がしやすくなる「ハーフカット機能」を搭載。複数枚を連続印刷する際でも、ラベルが1枚ずつ切り離されてバラバラになることがなく、作業がスムーズに行える。



スマホアプリは、PT-P910BT専用の「P-touch Design&Print2」が登場。従来のスマホアプリ「P-touch Design&Print」と同様に、シーンや用途に合わせて選べるテンプレートを多数搭載しているうえ、新アプリ独自のテキストスキャンなどの機能を追加したことで、ビジネス使用での使い勝手を強化した。