マックスは、2020年4月から完全移行となった食品表示制度に合わせ、同社の最上位機種となる感熱ラベルプリンター「LP-700SA」を2020年4月6日に発売した。和洋菓子店やパン屋、弁当・総菜店など、食品業界へ幅広く提案していく。価格は税抜228,000円。

2020年4月から「アレルギー表示に係るルールの改善」や「栄養成分表示の義務化」など新しい食品表示制度へ完全移行となり、食品市場では食品表示ラベルの記載内容の複雑化に対応するため、ラベルを簡単に作成することができ、多くの情報の記載が可能なラベルプリンターが求められている。

新製品は、印字可能なラベル幅を最大70㎜、ラベル長さを180㎜まで拡大し、表示項目が多くなる焼き菓子の詰合せや弁当・総菜の食品表示ラベルに対応した。また、フルカラーの4.3インチ液晶タッチパネルを搭載し、プリンター本体のみで食品表示ラベルの作成が可能となっている。さらに、指定した枚数ごとにラベルをカットできるオートカット機能の搭載や、印刷スピードも80㎜/secに向上させるなど、従来機に比べより作業の効率化につながる仕様となっている。

これに加え、購入後にお客様登録をすることで、「食品表示ラベルデータ作成サービス」や「食品表示ラベル診断サービス」など、ユーザーの作業負担や食品表示法対応への懸念を軽減するサービスも提供していく。