ハイタイドは2019年12月、“ハンドメイドインアメリカ”にこだわる米国発のプロダクトレーベル「SCHONDSGN（ショーン・デザイン）」の万年筆「ショートポケットペン」の販売取り扱いを開始した。

ショーン・デザインは、エンジニア・プロダクトデザイナーであるイアン・ショーンが2012年にスタートした高級ペンブランド。
イアン・ショーンが作りたかったものは「毎日使うもの」「長く使えるもの」。彼はこの条件を満たすものとして、金属無垢材を削り出しシンプルなペンを製作。最初の2000本が完売するとSNSで話題となり、現在ではアメリカ国内15店舗で販売されている。


そんなショーン・デザインが新たに開発した万年筆「ショートポケットペン」は、金属削り出しのコンパクトなボディに大きなペン先を備え、高い携帯性と、万年筆らしいしなやかな書き心地を両立。また、ペン先には機密性を保持するためのシーリングを施すことで、飛行機移動時の気圧差によるインク漏れを防ぎ、落下の際にもキャップ外にインクが漏れるリスクを低減させている。


素材には、自動車や船の構造物にも使われる耐久性の高い「6061T6アルミニウム」と、その丈夫さ・加工のしやすさから工業製品に多く使用されてきた「ブラス（真鍮）」を使用。
手間と時間は掛かるが、プレス成形ではなく金属無垢材を1本1本削り出すことで高い堅牢性を手に入れた。

ボディは定番のブラックアルミニウム（税抜22,000円、下写真）、使い込むほどに味わいが増すブラス（同28,000円、写真1枚目）のほか、陽極酸化処理を施した、グリーンの濃淡が美しいグリーンマーブル（同25,000円、写真3枚目）、X線が捉えた宇宙の光彩のようなコスモス（同25,000円、写真4枚目）を用意。それぞれペン先はシルバーグリップ、ゴールドグリップ、ブラックグリップの3種類から選ぶことができる。