プラスは、クリアーホルダーの基本性能を保ちながら、プラスチック使用量を約70%削減し、燃えるごみとして廃棄可能な「紙製クリアーホルダー」を2019年12月19日に発売する。

同社は、プラスチック製品が多いファイル類における取り組みのひとつとして、今回プラスチック使用量を約70％削減した紙製のクリア―ホルダーを開発。
「持続可能な開発目標（SDGs）」の達成に向けた企業による環境問題の取り組みや、プラスチックの削減や代替品の開発に対する関心の高まりを踏まえたもの。


試作を重ねた結果、紙に特殊な溶剤を含侵させた製法を見出した。表紙が透けて中身が見える「透明性」、持ち運びや保管時に必要な「耐水性・厚み」といったプラスチック製クリアーホルダーの使い勝手をできる限り再現した。
表面も裏面も主原料を紙にすることで、プラスチック使用量を70％削減。燃えるゴミとして廃棄することが可能（リサイクルゴミとしては出せない）。

その一方で、表紙には鉛筆、シャープペンシル・油性ペンで直接書き込みができるという、紙製のメリットも併せ持つ。

ホルダーの内側のカラーはブルー・イエロー・ピンクの全3色展開。1冊税抜120円、各１色ずつ合わせた３冊パックは税抜360円。


同社は、この取り組みを国内だけでなく、海外へ向けた展開も予定している。